■和泉市について考えるタウンミーティング
市では、7月15日・21日に「市長とのタウンミーテイング」を行いました。今回は、そのうちの77月15日に和泉シティプラザで行われた様子を紹介します。
市長とのタウンミーティングは、平成23年度からスタートし、今年で14年目になります。今年もまた、昨年から採用しているワークショップ形式で行いました。
2日間、4会場で実施し、10代〜90代と幅広い年齢の人(計66人)が参加しました。
和泉市への熱意ある意見を持った人たちによる活発な意見交換が行われ、これからの和泉市に様ざまな提案が出されました。
◆タウンミーティングのタイムテーブル
▽参加者自己紹介
関心のあるテーマ、今の気持ちについて
▽市長のプレゼンテーション
昨年のタウンミーティングの提案への取り組み状況と今年のテーマを市長が説明
▽グループワーク
(1)どうしたら伝わる?広報紙・ホームページ・SNSでの情報発信
(2)エンジョイ シティづくり 100周年の和泉市ってどんなまち?
▽発表
各グループごとに話し合った内容を発表
▽まとめ
今日の感想を話す(漢字一字で表すと?)
[テーマ1]どうしたら伝わる?広報紙・ホームページ・SNSでの情報発信]
こんな意見が出ました
・広報いずみがどれだけ読まれているか調査をしてみては?
・広報が読みづらい・文字が多い→レイアウトを工夫する、伝わるものに
・広報紙に載せきれない情報は、二次元コードなどで知らせる
・LINEで広報紙のPDFが毎月配信されることを知らない人が多い
・LINEなどの使い方教室をする
・SNSはツールによって情報の伝え方を変える、切り口を変えてより伝えやすくする
・ChatGPTを活用し、欲しい情報が届くようにする
[テーマ2]エンジョイシティづくり100周年の和泉市ってどんなまち?
こんな意見が出ました
・朝昼夜いつでも安心して歩けるまち→運動ができる健康なまちに→病気にならない→医療費減(その分を他のことに使える)
・健康になるための知識を得る機会をつくる
・地産地消の仕組み作り
・子育て世代が、相談できる相手(コミュニティ)と出会える場をつくる
・子育てサロン、児童館など子どもが遊べる場所が必要
・高齢者おでかけ支援→有償ボランティアで支え手を増やす
・世代を超えて集まれる場をつくる
■ファシリテーター 掘久仁子さん
◇昨年も参加していただきましたが、今年のタウンミーティングはどうでしたか?
ワークショップ形式は、今年で2回目なのですが、とても和やかに意見交換できているなという印象です。日頃思っていることを市長に言いたいという思いで来たけれど、他の人と喋ってみて、自分と同じことを思ってる人がいたとか、他にもそんな考え方をする人もいるんだということが分かって、自分の中でちょっともやもやしていた感情も変わっているようです。帰るとき、皆さんいい顔をしているんですよ。
今年は学生さんの参加が少なくて、少し残念でしたが、いろいろな年代の人と対話をすることはとても大事なことですね。
◇ファシリテーターとして意識していることはありますか?
頭で思ってることと、言葉として出せるものが同じじゃない人が多いと思います。思ってる本当の言葉をちゃんと引き出す、いかに落ち着いて喋ってもらえるかということに気を配っています。周りの人にも聞いてもらう空気作りということを意識しています。
◇和泉市のことをどう感じていますか?
和泉市にいる人たちが、自分のまちのことをすごく大事に思って話してくださるのを感じて、素敵だなと思っています。若い年代の人も年配の人も自分のまちのことが好きなんですよね。思いのある人がたくさん住んでるまちなんだなと思います。
◇今後のタウンミーティングについて
昨年のタウンミーティングで話したことが実施されたという報告があり、自分の意見がちょっとでも影響したことを知ったら、皆さんやっぱり面白いなと思っていると思います。
今後は、参加者が増えたら、年代別に行ったりしても面白いと思います。
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