いつ、どこで誰が突然の病気やけがに見舞われるか分かりません。特に心停止した人に対して、救急車が到着するまでに居合わせた人が胸骨圧迫やAEDの使用などの応急手当を行うことは重要です。いざという時のために応急手当を学びましょう。
■心肺蘇生(そせい)法の手順
(1)安全・反応の確認
まずは自分の安全を確認。
声を掛け、反応がなければ大きな声で助けを求める。周囲の人に119番通報とAEDがあれば搬送を依頼する。
(2)呼吸の確認
胸とおなかの動きを見る。
普段どおりの呼吸がない場合や、呼吸しているか分からない場合は心肺蘇生を行う。
(3)胸骨圧迫
胸の左右真ん中に両手を重ねて強く押す。
・5cmの深さ
・100~120回/分(堺っ子体操のテンポが目安)
(4)AEDの使用
AEDの電源を入れ、音声案内に従い操作を進める。
電気ショックの際は倒れている人に触れないようにする。
※周囲に人がいる場合、パッドを装着後は衣服で覆うなどの配慮をお願いします。
■まちかどAEDマップ[いざという時のためにブックマークを]
Googleマップで堺・高石・大阪狭山市にある、AEDの場所が表示されます。どなたでも利用できます。
◎所有しているAEDをマップに登録していただける施設を募集しています。
■応急手当講習[積極的な受講を]
心肺蘇生法などの応急手当の実技中心の講習会を実施しています。
■命のバトンをつなぐために
救命率向上の鍵は「早期のAED使用」と「胸骨圧迫」です。
119番オペレーターが口頭指導・映像通報でサポートします。
意識・呼吸の有無を確認後、なければ勇気を持って心肺蘇生(胸骨圧迫)をしてください。
消防局 救急救命士
問合せ:救急課
【電話】238-6049
【FAX】221-9740
<この記事についてアンケートにご協力ください。>