■被災時の安心をつくる備蓄(1週間分)のすすめ
被害が広範囲にわたる南海トラフ巨大地震後は、道路などの交通インフラの被災による物流の遅れなどにより、生活に必要な物資の確保が難しくなることが想定されます。地震が発生しても困らないように、1週間分の備蓄をしておきましょう。
《備蓄のコツは》
「水道・電気・ガスが使えなくなったら」を考えて、家族の人数分を備えることです。
▽飲料水→1人1日3ℓ(1週間21ℓ)
非常食の調理などには清潔な水が必要です。水分補給のためには常温保存が可能な栄養のある野菜ジュースなども備蓄しておきましょう。
▽携帯トイレ→1人1日約5個(1週間約35個)
トイレで水が流せなくなります。我慢せずに排泄できるように、携帯トイレなどを備蓄しておきましょう。
▽ガスボンベ→1世帯1週間約7本
お湯を沸かしたり湯せん調理には火力が必要です。カセットコンロで使用するガスボンベは、強火で1時間、中火と弱火で約2時間使用可能です。強火20分の調理を1日3回したとすれば1週間で7本必要となります。
▽その他の備蓄(例)
・ごはんなどの主食+主菜となる缶詰など
・ラップ
・ポリ袋(湯せん対応)
・除菌シート
・口腔ケア用品
・からだふきシート
・モバイルバッテリー
・懐中電灯・ランタン
◎乳幼児や介護が必要な高齢者がいるなど、家庭の状況に応じた備えも必要です。
▽乳幼児用の備蓄(例)
・おむつ
・ミルク
・離乳食 など
▽高齢者用の備蓄(例)
・入れ歯用洗浄剤
・大人用紙おむつ
・くすり など
問合せ:市民協働課(市民協働)5階51番
【電話】06-6267-9843【FAX】06-6264-8283
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