●おうちでの事故防止
子どもの事故は身近な問題です。子どもの不慮の事故死の主たる原因は、0歳児では柔らかい布団や誤飲等による窒息死が72.4%と圧倒的に多く、1?4歳児では、窒息、交通事故や水の事故(溺死及び溺水)、転倒・転落が89.4%を占めます。
・赤ちゃんは手を口に持っていき、なんでも口の中に入れようとします。たばこは2cm以上飲み込むと、時には命にかかわるといわれています。口に入れると危険なたばこが赤ちゃんの手の届く所にないか、いつも気をつけておきましょう。
・赤ちゃんは何でもつかめるようになると、熱い物にも平気で手をかけてしまいます。テーブルの上のコーヒーやカップラーメンをひっくり返し、やけどをしてしまうことがあるので、赤ちゃんの手の届く所に熱い物は置かないようにしましょう。
・子どもは頭が重くお座りをしていても、バランスを崩しやすいため、近くの敷居や家具の角にぶつけてしまうことがあります。角や縁のとがったものはクッションテープなどでカバーしておきましょう。
・子どもは浅い水位でも溺れることがあります。浴槽をのぞき込んで溺れてしまう事故が起きています。入浴後は浴槽のお湯は抜いておき、浴槽のふたは入浴する直前に外しましょう。入浴中に子どもを一人にして目を離さないようにしましょう。
「危ないからさわっちゃだめ!」「そこは危ないから行っちゃダメ!」とついつい子どもを怒ってばかり…そう思うことはありませんか?事故防止の気配りをすることは、こんな言葉を減らすことにもつながります。
出典:大阪市母子保健副読本(にこにこ)
問合せ:「はぐあっぷ」保健福祉課 1階19番窓口
【電話】6694-9968【FAX】6694-6125
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