■瓜破西小学校 『梅田ミツバチプロジェクト体験事業』
平野区では、児童生徒にさまざまな体験をしていただくため、ゲストティーチャー派遣事業を行っております。今回は、「NPO法人梅田ミツバチプロジェクト」様に瓜破西小学校にお越しいただき、都会でミツバチを飼う「都市養蜂」について、環境教育、食育教育の観点から授業をしていただきました。
冒頭で、米国の調査では食糧の3分の1がミツバチの受粉で生み出されており、「ミツバチが絶滅すると、4年の間に人類は滅びる」とのアインシュタインの説もご紹介いただきました。
活動範囲が3kmと小さいミツバチを都会で飼うことで、結実出来なかった草木が実をつけ、その実を食べるために野鳥が集まり害虫を捕食することで、健全な生態系を再生してくれることも習いました。さらに、ミツバチが生涯をかけて生み出す蜂蜜がスプーン1杯にも満たないことを習い、季節の異なる蜂蜜を試食して、季節によって味が変わること、また、透明の巣箱の中で、女王蜂を守るミツバチの姿や、養蜂に使う道具なども見せていただきました。
こどもたちは「ミツバチが怖かったけれど可愛いと思えた」「スプーン一杯の蜂蜜でも大切に食べたい」「ミツバチの好む花を育てたい」などの感想を述べていました。藤本副理事長をはじめ、『梅田ミツバチプロジェクト』の皆様、ありがとうございました。
問合せ:政策推進課(教育)23番窓口
【電話】4302-9903
<この記事についてアンケートにご協力ください。>