皆様もぜひ、日頃からの備えや避難計画の確認をお願いいたします。地域の安全は、私たち一人ひとりの意識と行動によって実現されるものです。
平野区役所では、地域の安全を守るために、インクルーシブ防災に取り組んでいます。インクルーシブ防災とは、障害のある方や高齢者、外国籍の方など、あらゆる人々が安心して避難できる環境を整える取組のことです。ひとりも取り残さないために、次の取組を進めています。
■個別避難計画の作成
地域の住民ごとに避難計画を作成することは、災害時の安全確保に重要です。しかし、障がいのある方や高齢者、外国籍の方などは、個別のニーズに合わせた避難計画の作成が必要です。区役所では、このような方々の避難計画作成を支援しており、福祉分野の専門機関と連携しながら必要な情報提供や相談体制の充実に努めています。
平野区役所は、地域全体の協力を得ながら、一人ひとりの安全を守る防災体制を構築してまいります。災害時における「大阪防災アプリ」を活用した避難情報の配信や避難所の多言語対応など、さまざまな取組を進めています。地域の皆様のご協力とご理解をいただきながら、安全なまちづくりに取り組んでまいります。
■地域防災リーダーの育成
地域の防災意識を高めるために、地域防災リーダーの育成を行っています。地域防災リーダーは、地域住民との連携を図りながら、災害時の避難支援や情報提供などを担当する無償のボランティアです。地域から推薦いただいた方々に研修を受講いただき、平野区長と日赤奉仕団平野支部長の連名で認定しており、現在700名ほどが活動されています。災害時における防災減災の取組の中心となるよう、各地域で防災訓練や小中学校での防災授業でご活躍いただいています。
問合せ:安全安心まちづくり課(防災担当)21番窓口
【電話】4302-9734
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