■自宅を最高の避難場所に!
◇在宅避難のすすめ
「避難」という言葉を聞くと、小学校などの災害時避難所に身を寄せることをイメージする方が多いかもしれませんが、自宅が安全な状況である場合には、災害時避難所に行く必要はありません。
自宅であれば、避難所では難しいプライバシーが確保できますし、新型コロナウイルスのような感染症がまん延している状況下で災害が発生した際のリスクを減らすことができます。
安全な自宅での「在宅避難」について、ぜひ考えてみてください。
◇自宅での防災対策ポイント
(1)食料の備蓄
長期の在宅避難に備えて非常食で全てを賄うのは、費用がかかる上に消費期限の管理も大変です。
普段から食べているものを少し多めにストックしておいて、食べた分だけ補充する「ローリングストック法」を活用して、出来れば7日分の備蓄をしましょう。
(2)携帯トイレの備蓄
災害時には、断水等で水洗トイレが使用できなくなることがあります。
そこで、携帯トイレを備えておけば、たとえ断水になっても自宅のトイレを使用して排泄が可能です。
1人1日5回分を目安として、家族の人数を考えて出来れば7日分の備蓄をしましょう。
(3)家具のレイアウトの工夫
家具を工夫して配置すると、費用をかけずに室内の安全性を高めることが出来ます。
家具の下敷きにならない場所での睡眠や、避難経路を塞がないような家具の配置を考えてみてください。
(4)家具の固定
突っ張り棒などの固定器具により家具を固定すると、より室内の安全性を高めることが出来ます。
また、食器棚の中のものが飛び出さないように扉開き防止ストッパーの取り付けや、窓や家具のガラス扉に飛散防止フィルムを貼ることも効果的です。
■防災には情報が大切です
大阪防災アプリをぜひご利用ください
浸水想定区域などのハザードマップや、開設している避難所一覧などを防災マップとして確認できるほか、気象情報や地震情報、台風情報などの各種防災情報をわかりやすくお知らせします。さらに、家族構成に合わせた1週間分の備蓄品を確認することができます。
詳しくは、大阪市ホームページでご確認ください。
■旭区地域防災リーダーの活動について
災害に備えて、旭区では地域防災リーダーの方々が活躍しています!
旭区地域防災リーダーは、大規模災害時には隣接住民の先頭に立って初期消火や救出救護活動を行うリーダーとして、また、平常時には地域で防災点検や防災啓発を行い、いつ災害が発生しても対応できるよう防災訓練を行うとともに、防災に必要な知識や技術の習得に取り組んでいます。
また、旭区地域防災リーダーは、共助の一環としてボランティアで活動しており、地域の防災力向上に不可欠な存在として、約350人の方が活動しています。
災害時における地域の自助共助のために、特に若い方の力が必要とされています!
18歳以上で旭区地域防災リーダーにご興味のある方は、旭区役所 防災安全課(区役所1階2番【電話】06-6957-9007)にお問い合わせください。
■旭区地域防災マップ 2023年12月 旭区役所発行
各自、最寄りの避難所、水害時避難ビル、避難経路を確認しておきましょう!
令和元年6月より、行政からの水害時の避難情報の伝え方が変わり、警戒レベルが5段階となっています。警戒レベル3高齢者等避難、警戒レベル4避難指示が出たら、地域の皆さんで声をかけあって、安全・確実に避難しましょう!
◇避難所とは…
・広域避難場所
大火災から避難する広いエリア。津波から避難する場所ではありません。
・一時避難場所
一時的に避難する公園など。町会単位の一時集合場所などにも利用。
・災害時避難所
倒壊などにより家に住むことができない方に生活の場を提供する学校など。物資等の配布拠点にもなります。
水害時は、水害時避難ビルなど、近くの丈夫な建物の3階以上に避難しましょう!
災害の程度によっては、より高く、安全な場所へ避難しましょう!
▽広域避難場所
1 城北公園
2 旭公園一帯(注2)
3 淀川左岸河川敷(注1)
4 花博記念公園鶴見緑地
(注1)地震時は津波のおそれがあるので火災時以外は避難しないでください。
(注2)地震時に浸水するおそれがあります。避難する際は浸水していないことを確認してから避難してください。
▽災害時避難所・一時避難場所
1 清水小学校
2 新森小路小学校
3 古市小学校
4 太子橋小学校
5 大宮小学校
6 大宮西小学校(注2)
7 生江小学校
8 城北小学校
9 高殿小学校
10 高殿南小学校
11 旭東(きょくとう)中学校
12 今市中学校
13 大宮中学校
14 旭陽(きょくよう)中学校(注2)
15 旭(あさひ)高等学校(注2)
16 淀川工科高等学校
17-1 大阪工業大学総合体育館
17-2 大阪工業大学第2体育館
18 思斉(しせい)支援学校
19 光陽(こうよう)支援学校
(注1)地震時は津波のおそれがあるので火災時以外は避難しないでください。
(注2)地震時に浸水するおそれがあります。避難する際は浸水していないことを確認してから避難してください。
▽水害時避難ビル
1 市営両国住宅5号館
2 市営高殿西住宅9号館
3 市営高殿北住宅1号館
4 市営高殿北住宅2号館
5 市営大宮住宅1号館
6 市営今市住宅1号館
7 市営城北住宅1号館
8 市営城北住宅2号館
9 市営新生江住宅1号館
10 市営両国住宅1号館
11 市営高殿西住宅8号館
12 市営城北住宅12号館
13 市営城北住宅13号館
14 市営城北住宅14号館
15 市営城北中営住宅1号館
16 市営橋寺住宅1号館
17 市営新生江住宅2号館
18 市営城北住宅15号館
19 市営生江住宅9号館
20 市営高殿西第4住宅1号館
21 セントポリア新森公園
22 市営新生江住宅3号館
23 常翔(じょうしょう)学園中学校・高等学校 東館
24 グランドホームゆとりえ
25 森小路スマイルガーデン
26 (特養)ライフライト
27 (特養)ゆうゆう
▽災害医療協力病院
1 大阪旭(あさひ)こども病院
2 牧(まき)病院
3 福島(ふくしま)病院
4 藤立(ふじたて)病院
▽凡例
広域避難場所
一時避難場所
災害時避難所(一時避難場所を含む)
水害時避難ビル
警察署
交番
消防署(出張所)
区役所(災害対策本部)
災害医療協力病院
福祉施設等
同報無線
消防水利
可搬式ポンプ庫
避難路
緊急交通路
地震時は津波のおそれがあるので避難しないでください。
問合せ:区役所 防犯安全課(1階2番)
【電話】06-6957-9007
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