SDGs11 住み続けられるまちづくりを
SDGs13 気候変動に具体的な対策を
6月~10月は出水期と呼ばれ、大雨や台風等による水害が多くなる季節です。特に近年、梅雨の末期には線状降水帯が多く発生し、各地で甚大な被害をもたらしています。日ごろから大雨に対する準備をしておき、いざという時には適切な行動をとれるよう心がけましょう。
線状降水帯とは 次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することにより、降水帯が細長い線状に連なって見える状況のことで、このエリアではバケツをひっくり返したような激しい雨が降っています。
◆台風が来そうなときは…
◇台風が発生!どうしたらいい?
・テレビ・ラジオをつけ情報を入手し、台風の進路・勢力に応じて行動しましょう!
・大阪防災アプリからも情報が入手できます!アプリの入手は本紙7面の二次元コードから♪
3日前
・台風の進路を確認
・避難する場合の避難先を確保
・備蓄品の確認・準備
2日前
・台風の進路・勢力を確認
・避難先を検討(自宅に留まるか親類・知人宅等へ避難か)
1日前
・暴風域に入る時間を確認
・断水に備える(水を浴槽・バケツなどに貯める)
・家の周りを点検(物干し竿を下ろす、植木鉢等を屋内に入れる、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼るなど)
12時間前
・気象情報・河川情報・避難情報の収集
・避難先への避難準備
・家の周りや備蓄品の最終点検
6時間前
・暴風や大雨に備え不要不急の外出は控える
・避難先へ避難完了
再接近~通過
・安全な場所で避難
・ライフラインの途絶に備える(懐中電灯・携帯電話などをすぐ使えるようにしておく)
◇台風への備えが大事です
・災害時避難所以外に、親類・知人宅等の避難先も検討しておきましょう
・「非常持ち出し品」と「非常備蓄品」を準備しておきましょう
・家の周りや屋根瓦などをチェックしておきましょう
(1)瓦のひび割れ・ずれ・はがれ、トタンのめくれ・はがれを修理しておく
(2)アンテナをしっかり固定しておく
(3)ガラスのひび割れ、ゆるみ、がたつきを修理しておく
◆水害が発生しそうなときは…
◇河川が氾濫しそうだ!どうしたらいい?
・河川には絶対近づかない!
・テレビ・ラジオをつけ情報を入手し、河川ごとの警戒レベルに沿って行動しましょう!
・大阪防災アプリからも情報が入手できます!
・避難先と安全な避難ルートを確認しましょう!
・避難するときは3階以上の建物へ、履き慣れた靴で安全を確認しながら移動しましょう!
・浸水が始まったら、命を守る行動に全力を傾けましょう!
災害時の情報(警戒レベル):警戒レベル1 気象庁が発表 早期注意情報
皆さんの命を守る行動:心構えを高める・気象情報に注意
災害時の情報(警戒レベル):警戒レベル2 気象庁が発表 洪水注意報、大雨注意報等
皆さんの命を守る行動:避難行動を確認
・ハザードマップで避難経路を再確認
・周辺の雨の状況に注意
災害時の情報(警戒レベル):警戒レベル3 警戒レベル3相当 国土交通省・気象庁・府が発表 氾濫警戒情報・大雨・洪水警報等、市が発令 危険な場所から高齢者等避難!
皆さんの命を守る行動:高齢者等避難に時間を要する人は避難
・親戚宅・知人宅・職場等、浸水しない(3階以上を含む)、より安全な場所へ
・最寄りの避難所へ
・警戒レベル4「全員避難」に備えて非常持出袋を再確認
災害時の情報(警戒レベル):警戒レベル4 警戒レベル4相当 国土交通省・気象庁・府が発表 氾濫危険情報等、市が発令 危険な場所から全員避難
皆さんの命を守る行動:速やかに避難先へ避難
・親戚宅・知人宅・職場等、浸水しない(3階以上を含む)、より安全な場所へ
・最寄りの避難所へ!
避難の途中で危険を感じたら近くの安全な場所へ
・最寄りの避難場所へ
・最寄りの水害時(津波)避難ビルへ
・高い建物や高い場所へ
災害発生または切迫
災害時の情報(警戒レベル):警戒レベル5 警戒レベル5相当 国土交通省・気象庁・府が発表 氾濫発生情報・大雨特別警報等、市が可能な範囲で発令 緊急安全確保
皆さんの命を守る行動:命の危険 直ちに安全確保!
浸水の中を避難するのはとても危険です
・最寄りの避難場所へ
・最寄りの水害時(津波)避難ビルへ
・高い建物や高い場所へ
◇マイタイムラインの例
非常持出袋を再確認しておく(お母さん)
おじいちゃんの常備薬を確認する(お母さん)
家族の携帯電話を充電しておく(お兄ちゃん)
親戚や知人に自分たちの避難先を伝えておく(お父さん)
家の戸締りを確認する(お父さん)
●●●小学校に避難する(全員)※避難経路の状況によって早めに家を出る
「警戒レベル4までに必ず避難すること!」
避難完了 状況を親戚や知人に連絡する
マイタイムラインとは…
風水害に備えてご自身が家族や生活の状況に合わせた逃げ方を考えておくものです。いつどのタイミングで誰が何をするのか考えておきましょう。
※河川や災害の状況により必ずしもこの順番で情報が出るとは限りません。状況に応じた柔軟な対応が必要です。
◇水害への備えが大事です
・水害ハザードマップで自宅の浸水程度を把握しておきましょう
・災害時避難所・避難ルートを確認しておきましょう
・「非常持ち出し品」と「非常備蓄品」を準備しておきましょう
・家の周りや家財をチェックしておきましょう
(1)側溝や排水溝を掃除し、水の流れをスムーズにしておく
(2)大切な写真や書類等は、床上浸水したときに濡れないように保管しておく
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