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自治体の皆さまへ

防災特集 風水害編 保存版(3)

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大阪府大阪市東成区 クリエイティブ・コモンズ

■日頃から風水害時に備えよう
◆避難行動警戒レベルについて
自治体などでは、水害時における避難情報の伝え方を警戒レベルにより発信する形になっております。

警戒レベル3 避難に時間を要する人(高齢者、障がい者、乳幼児等)とその支援者は危険な場所から避難
警戒レベル4 全員が危険な場所から避難してください。
また、大阪市から発令される警戒レベルとは別に、河川管理者(国土交通省・大阪府など)や気象庁から発表される警戒レベル「相当」情報が発表された場合
すぐに危険な場所から避難できるよう準備をしましょう

警戒レベル3相当…氾濫警戒情報、洪水警報等
警戒レベル4相当…氾濫危険情報等
すぐに避難できる準備を

警戒レベル3発令…危険な場所から高齢者等避難
警戒レベル4発令…危険な場所から全員避難

◆外出時の心構え
災害はいつ起こるかわかりません。
生活の約34パーセントが自宅の外にいることになっていますので、外出時に災害が発生した場合を考えておきましょう。

◇出張や旅行に行く時には
1 行く場所のハザードマップ等を確認
2 できる限り安全な宿泊所を確保(津波、高潮、洪水の浸水域の場合はじょう階の部屋)
3 宿泊所に到着次第、宿泊所の避難経路、地域の避難場所までの経路を確認
4 お互いに安否確認ができるよう、家族や会社との連絡手段を確保
5 水、食料、充電器、懐中電灯、救急用品、笛などの携帯防災グッズを所持

◇車を運転しているとき
大雨時は視界が悪く、ハンドル操作やブレーキが利かなくなることもあるため運転を控えること
アンダーパスなど道路冠水のおそれがある場所は通行しない
津波警報や避難行動警戒レベル3以上、道路冠水等で避難する場合は、車から降りて、近くの建物の3階以上へ避難

◆普段から備えておくこと
周りより低い場所など、危険な個所を把握
避難場所や避難ルートを確認
側溝や排水溝などにごみや落ち葉が溜まっていないかなど、家のまわりを点検
浸水のおそれがある地域や低い土地に住んでいるかたが土のうを準備
※土のうの無償貸し出しについては、以下にお問い合わせください。

問合せ:包括業務委託先 クリアウォーター大阪株式会社田島管路管理センター
【電話】6751-5048

◆風水害から身を守るために
◇気象情報に注意する
テレビやラジオ、電話(177)、インターネットなどを利用して、気象庁から発表される警報・注意報などの情報に注意

◇むやみに外出しない
台風が接近しているときや豪雨の時は、外出しないようにしましょう。やむを得ず外出する際は、気象情報を確認し、少しでも危険を感じる場所には近づかないようにしましょう。
特に堤防・海辺・河川への見物は事故のもとです。

◇早めに避難しましょう
「まだ大丈夫」「自分だけは大丈夫」と思い込まず、早めに避難することが命を守るポイント
大阪市から避難情報が出れば、直ちに必要な避難行動を

◆平野川・平野川分水路の浸水対策
大雨警報時に平野がわや平野がわ分水路の水位が一時的に上昇することがありますが、河川の排水機場やてつ、水門の操作により、京橋口から大川(旧淀川)へ流し込むことにより水位の調整を行っております。
そのため、平成元年以降は平野がわや平野がわ分水路による氾濫は起こっておりません。
しかしながら、ハザードマップにあるように、千年に1度の大雨による浸水被害も想定されており、そういったことにならないよう、最終手段として下水道ポンプの調整を行うことも想定されております。

◇下水道ポンプ運転調整とは
平野がわ・平野がわ分水路の約4分の3は雨水が自然に河川に流れ込まない「ないすい域」となっているため、下水道で集めた雨水を強制的に河川に放流しています。
ただし、河川上昇によりないすいを河川に放流しない「ポンプ調整」が必要な場合があります。

がいすい氾濫 破堤により氾濫水が継続的にまちへ流出
ないすい氾濫 ポンプ運転調整による破堤を回避

防災に関しては 問合せ:市民協働課
【電話】6977-9042

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