区長のコラム
SDGsは、持続可能な社会を作るために2030年を目標年次として達成すべき17の目標の事です。今まで各国で開催された万博もSDGsの達成を大きなテーマとしており、大阪・関西万博もSDGs達成への貢献を主要な開催目的として掲げています。日本はSDGsの達成度が高いとは言えず、例えば目標17の「パートナーシップ(連携)で目標を達成しよう」も課題があると指摘されています。
5人に1人が外国人住民の方で約60カ国の国の方が暮らす生野区では、違う歴史・文化を持つ様々な国籍の人々が連携して共に働き生活していく事がとても大切です。生野区は「異和共生※」すなわち「異なったままで和やかに共に生きる」、違いを認め合い尊重し合って、お互いの壁を壊すのではなく壁と壁のすき間で一緒にできる事を少しずつ増やしていこうという考え方を基本理念としています。これもSDGsの目標17にあるパートナーシップ・連携に沿った考え方です。
私たちがSDGsの目標達成に貢献できる事は毎日の生活の中でもたくさんあり、例えば「ごみを分別して捨てる」「ご飯を残さず食べる」といった事はSDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」の達成に向けた取り組みとなります(詳細は本紙6~7面参照)。生野区がこれからも楽しく面白く暮らせるまちであり続けるために、簡単にできる事からSDGs達成に取り組んでいきましょう!
※関西沖縄文庫主宰提唱の考え方
区役所1階いくみんの庭でSDGsの掲示をしています!ぜひご覧ください。
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