いくのメロディー通信 No.27

9／12

区長のコラム

梅雨の季節となりました。生野区は大雨等により、平野川などの河川が氾濫する恐れ、また内水氾濫(大量の雨に対して排水機能が追い付かずに処理しきれない雨水が溢れ出す現象)の恐れがあり、十分な注意が必要です。
気象庁では大雨の際に取るべき行動を5段階の「警戒レベル」で表すことにしています。警戒レベル1と2は早期注意情報や注意報にあたり、レベル3で高齢者や体の不自由な方が避難をする段階、レベル4は全ての人が避難をする段階となっています。レベル5は既に災害が発生している段階です。河川氾濫や内水氾濫の恐れにより警戒レベル3や4が発表となり避難する場合は、必ずしも外の避難所等に向かう必要はなく、自宅の2階などの安全な場所に移動する事が避難となります。
生野区では各地区に生野区防災リーダーの方々がおられ防災力向上のための様々な活動を行っています。また18歳までを対象としたJDL(生野区ジュニア災害リーダー)も区役所で登録募集しており(7面参照)、昨年も中学生等のJDL18名が様々な活動を行ってくれました。
各地域での防災訓練をはじめとする防災活動に参加し、ご近所で助け合う「近助」ができる関係づくりを進め、災害に備えていきましょう!

◇水害時における警戒レベル
警戒レベル5　避難情報等　緊急安全確保　※災害発生または切迫
警戒レベル4までに必ず避難
警戒レベル4　避難情報等　避難指示　※災害のおそれ高い
警戒レベル3　避難情報等　高齢者避難　※災害のおそれあり
警戒レベル2　避難情報等　大雨・洪水・高潮注意報(気象庁)※気象状況悪化
警戒レベル1　避難情報等　早期注意情報(気象庁)　※今後気象情報悪化のおそれ

防災に関するくわしいことはホームページをご覧ください(本紙二次元コード参照)