人は、人生のおよそ3分の1にあたる25万時間を寝て過ごすと言われます。最も身近な生活習慣であり、からだとこころの充電時間である睡眠を見直してみませんか。
■良い睡眠とは
成人では、6時間以上の睡眠時間を確保することが推奨されています。また、高齢の方は寝床にいる時間が8時間以上にならないよう注意しましょう。
睡眠には個人差がありますが、毎日ほぼ同じ時間にすっきり目覚めて、日中に眠気や不調を感じないことが重要です。
■質の良い睡眠のためのコツ
・毎日決まった時間に起きて太陽光を浴び、朝食を食べる
・日中は適度な運動を心がける
・昼寝は「午後3時まで」「30分以内」を目安にする
・夕方以降はカフェインを多く含むコーヒー・緑茶は控える
・寝るための飲酒は、逆に睡眠が浅くなるので控える
・就寝1~2時間前の入浴がおすすめ
・寝る前のパソコンやスマートフォンの使用は控える
■ひとりで悩まず相談を
なかなか寝つけない、夜中に何度も目が覚める、ぐっすり眠った感じがしないなど、睡眠に問題を抱えると、こころの病気につながることがあります。ひとりで悩まず、かかりつけ医や精神科医、心療内科医に相談しましょう。
また、保健福祉センターでは精神科医や精神保健福祉相談員による相談(予約制【電話】06-6915-9968)を行っています。
問合せ:保健福祉課(保健活動)1階11番
【電話】06-6915-9968
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