■鶴見区誕生以前
現在鶴見区があるこのエリアには、かつて井路(いじ…人工水路)が数多く存在。水田や、特産品であるレンコン畑等の農業用水として利用される一方、船で人や物を運ぶのにも大いに活用されていました。
■1972年(昭和47年)
◇鶴見緑地の一部造成が完成
1941(昭和16)年に、都市基幹公園として整備が始まった鶴見緑地。大戦を経た1972(昭和47)年、「市民園芸村」「大芝生」など、阪神甲子園球場3つぶんにあたる11.8ヘクタールが完成しました。
■1974年(昭和49年)
◇鶴見区誕生
1943(昭和18)年に、東成区の一部と旭区の一部を併せて分区した城東区。1974(昭和49)年7月22日、この城東区から分区する形で鶴見区が生まれました。
・完成した鶴見区役所庁舎(昭和49年)(※本紙参照)
■1975年(昭和50年)
◇第1回鶴見区民まつり開催
今年10月で第50回を数える鶴見区民まつりは、ここから始まりました。
■1981年(昭和56年)
◇大阪内環状線が全通
■1983年(昭和58年)
◇鶴見緑地の造成進む
この年の4月に造成された鶴見緑地の山の名称が「鶴見新山(つるみしんざん)」に決定。標高39mながら、人工の山としては大阪市最高峰となります。なお同年、「世界の森」「子どもの森」が開設されました。
■1984年(昭和59年)
◇区制10周年
鶴見区誕生から10周年を記念して制作された「鶴見音頭」は、今も区民の皆さんに踊り親しまれています。
・10周年記念冊子(※本紙参照)
■1985年(昭和60年)
◇「国際花と緑の万博会」開催決定
この年の12月、パリにある博覧会国際事務局にて、1990年に鶴見区で国際博覧会を開催することが決定しました。
■1987年(昭和62年)
◇「区の花」を制定
約8,200通の応募の中から、まず「ハナミズキ」と「チューリップ」が決定し、その後「ツバキ」と「ニチニチソウ」が追加選定されました。そして翌年、この4つの花を鶴見緑地の風車の羽根になぞらえたイラストデザインも決まりました。
■1989年(平成元年)
◇区制15周年(大阪市制100周年)
大阪市制100周年に合わせて区制15周年をお祝いしました。
■1990年(平成2年)
◇地下鉄鶴見緑地線(鶴見緑地駅-京橋駅間)開業
この年の3月に、花の万博の開催に合わせて鶴見緑地線(現在は延伸に伴い、長堀鶴見緑地線)が開業しました。
■1990年(平成2年)
◇花博通(都島茨田線)開通、鶴見通(東野田茨田線)拡幅整備
テーマ:「自然と人間の共生」
「国際 花と緑の博覧会」開催
会期:4月1日~9月30日/183日間
入場者総数:2,312万6,934人
参加国:83か国55国際機関
当時を知る方によると、回数券を購入して何度も会場を訪れた区民の方が多かったそうです。
■1994年(平成6年)
◇区制20周年
■1997年(平成9年)
◇地下鉄長堀鶴見緑地線(門真南駅-大正駅間)延伸開業
■1998年(平成10年)
◇人口10万人突破
■2004年(平成16年)
◇区制30周年
・30周年記念冊子(※本紙参照)
■2005年(平成17年)
◇鶴見区民センター開設
◇区制30周年記念式典開催
30周年を祝う式典は、新しくできたばかりの区民センターで行われました。
■2008年(平成20年)
◇人口11万人突破
◇JRおおさか東線(放出駅-久宝寺駅間)が開業
◇区のマスコットキャラクターが「つるりっぷ」に決定
キャラクターデザインを区民の皆さんから公募して233点もの応募がありました。投票も区民の皆さんが行い、区内の中学2年生(当時)のアイデアが選ばれて「つるりっぷ」が誕生しました!
■2013年(平成25年)
◇区内全地域で地域活動協議会が発足
「自らの地域のことは自らで決める」という基本に立ち返り、地域ごとの「つながり」と「きずな」を活かして、「助け合い」「支え合い」(共助)の精神のもと、地域課題への対応・解決や地域活性化に取り組む「地域活動協議会」が、この年までに区内すべての地域で設立されました。
■2014年(平成26年)
◇区制40周年
40周年を記念して音楽祭が開催されました。
■2019年(平成31年)
◇JRおおさか東線(放出駅-新大阪駅間)が開業
この年の3月には、放出駅でおおさか東線全線開業を祝う式典「つなげ放出!夢に向かって走れ!」が開催されました。
■2022年(令和4年)
「みんなでつなげるペットボトル循環プロジェクト」として、24区の中で先がけて、区内すべての地域でごみの減量・リサイクルの推進につながる「新たなペットボトル回収」の取組みが開始され、現在も継続して実施しています。
■2024年(令和6年)
◇区制50周年
鶴見区では、「つながり、ふれあい、みまもり、支えあう、誰一人取り残さない、安心して暮らせるまち」を区の目標として掲げ、地域でさまざまな活動をされている皆さまならびに区内外の事業所、企業、関係機関の皆さまと協働してさまざまな取組みを進めています。
今後とも一層のご支援ご協力をお願い申しあげます。
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