■フレイル予防で災害に備えよう
フレイルとは年齢とともに心身が弱った状態で、健康と要介護の間の状態を言います。フレイルになると災害影響を受けやすく、体調の悪化や災害関連死につながります。予防のため、次の4つのことを心がけましょう。
◆フレイル予防の4本の柱!
◇栄養
食事は3食バランス良く!筋肉のもととなる肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などのたんぱく質を意識してとりましょう。魚の缶詰は非常食としてもおすすめです。
◇お口の健康
お口が清潔でないと細菌が繁殖し、肺炎の原因になります。食後は歯磨きや入れ歯のお手入れなど、お口の清潔を習慣にしておきましょう。
◇身体活動
フレイルの最も大きな原因の1つが筋肉の衰えです。高齢者は1日40分以上(約6,000歩以上)、成人は1日60分以上(約8,000歩以上)の身体活動が推奨されています。無理のない範囲で歩幅を広げ、少し早歩きするとより効果的です。非常持ち出し品を持って避難所までいろいろな道順でお散歩してみるのもいいですね。浸水に備えて建物の2~3階まで階段で登れるようにしておきましょう。
◇社会参加
社会とのつながりが減ると活動量が減り、気持ちも落ち込みがちになります。趣味を楽しむ、地域の行事に参加するなど人との交流が大切です。災害時は近所の助け合いが大きな力になります。地域で防災訓練がある場合はぜひ参加してご近所さんと顔見知りになっておきましょう。
問合せ:保健福祉課(保健活動)1階11番
【電話】06-6915-9968
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