新たなサービスをスタート
冬は気温が低く、乾燥するため、感染症が流行しやすい季節です。例年12月から3月頃に流行のピークを迎えるインフルエンザなど、11種類の感染症の市内での発生状況が一目で分かるよう、市ホームページで新たなサービスをスタート。年末年始を楽しく、快適に過ごせるよう、ホームページをチェックしましょう。
■(見る)市ホームページから『感染症状況』が一目で分かる
市では、市内の感染症の流行状況や学級閉鎖の状況などを、3段階で分かりやすく発信しています。
◇市ホームページと市公式アプリ『もっと寝屋川』で発信中!
バナーをクリックすると!
・グラフなどで、市内の流行が一目でわかる!
・学級閉鎖数がクラス単位でわかる!
■(知る)保存版!『感染症カレンダー』で備えよう!
私たちの身の回りには、一年中注意すべき感染症がたくさんあります。また、年間通じて感染する感染症もありますので、常に感染リスクを考えて手洗いなどの対策を習慣づけましょう。
※「保育所における感染症対策ガイドライン 2018年改訂版(2023(令和5)年5月一部改訂)こども家庭庁」を参考に作成しています。流行時期は目安であり、感染状況は変動することがあります。体調不良や症状出現時は、かかりつけ医に受診し、相談してください。予防接種には、定期接種や市の補助があるものもあります。
■(聞く)冬の感染症対策について
小児科医師インタビュー
原田 佳明 医師
(小松病院小児科)
◇今年の感染症の特徴を教えてください。
原田 今年は異例の年といえます。特にインフルエンザは例年12月中旬から流行しますが、今年は2か月くらい早く始まりました。コロナ禍の3年間、大きな流行がなかったため免疫のない人が多いとみられています。発熱などの症状が似ている新型コロナとの同時流行も心配されており、警戒が必要です。
◇ほかの感染症はどうですか。
原田 冬に流行し2歳までの乳幼児がほぼかかるRSウイルス感染症は夏頃から流行し、すでに収束へ。感染性胃腸炎のロタウイルス感染症なども早くから流行しています。
◇有効な感染対策は。
原田 インフルエンザは一度感染しても別のタイプにかかることもありますので、ワクチン接種がまだの人は早く打ってほしいです。重症化が心配されるロタウイルス感染症もワクチンが効果的で、生後6週目から接種できます。
◇家庭でできる対策は。
原田 インフルエンザは新型コロナと同じように飛まつ感染を防ぐためにマスクを付け、爪を短く切って手洗いを徹底することです。感染性胃腸炎はおう吐物などの処理方法がポイント。ゴム手袋やマスクをし、ビニール袋などで処理しましょう。食事前の手洗いも励行してください。
◇日頃の体調管理も大切ですね。
原田 体調を崩すと、いろいろな感染症にかかりやすくなります。早寝早起きを基本に生活リズムを整えることが大切です。
問合せ:
感染症について…保健予防課 感染症担当【電話】829・7773
子どもの予防接種について…子育て支援課【電話】838・0374
大人の予防接種について…健康づくり推進課【電話】812・2002
新型コロナワクチンについて…市新型コロナワクチンコールセンター【電話】825・2007
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