■世界希少・難治性疾患の日(RDD)
希少・難治性疾患とは、患者数が少ないほか、病気の原因が不明だったり、治療法が確立していなかったりする疾患のことをいいます。
毎年2月の最終日は、世界希少・難治性疾患の日(RDD)です。
RDDの活動は2008年にスウェーデンで始まったもので、うるう年の2月29日が「希少な日」であることから制定されました。2月最終日には100か国以上で啓発イベントが開催されており、日本では2010年に東京で初めて開かれました。
希少・難治性疾患の病気に苦しむ人は、日本をはじめ、世界中にいます。
RDDは、希少・難治性疾患の早期かつ適切な診断・治療で患者の生活の質の向上を目指すとともに、患者や家族と社会をつなぐ機会として、希少・難治性疾患を広く知ってもらうことも目的としています。
RDD Japanでは、毎年テーマを決めてイベントを開催しています。活動15周年となる今年のテーマは「めぶく、であい。たっぷり、いっしょに。」です。
「出会う」ことについて考え、各地域のイベントで生まれ「芽吹く」であろう出会いを「たっぷり」味わい、「いっしょに」作り上げていきたいという思いを込め、対面で会える豊かな機会を作り上げていきたいというメッセージになっています。
これらの取り組みが多くの人に希少・難治性疾患を知ってもらう機会となり、患者への理解や支援の輪を広げることにつながることを願っています。
問合せ:健予防課
【電話】812・2361
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