市の財政状況(資産・負債など)を正確に把握し、効率的な財政運営などに役立てるため、民間企業の会計手法などを取り入れた国の示す「統一的な基準」による財務書類を作成しました。
■貸借対照表
※数値は四捨五入しているため、合計額などが合わない場合があります。
Q:貸借対照表から何が分かるの?
A:市が住民サービスを提供するために、どれだけの資産を所有し、また、その資産がどのような財源で賄われているかを一覧で表したものです。左側は「資産」、右側は資産形成の財源として「負債」(将来世代の負担)と「純資産」(これまでの世代の負担)に分かれています。
Q:市民1人当たりの貸借対照表はどうなっているの?
A:令和5年3月31日時点の人口(226,693人)では、次のとおりです。
Q:家計に例えると?
A:分かりやすく家計に置き換えてみると、下の図のとおりです。資産の部は土地や住宅、現金などの資産を表し、負債の部は、その資産を手に入れるための借金を、純資産の部は資産を手に入れるために既に支払った自己資金を表します。
〔貸借対照表を家計に例えると〕
Q:固定資産が増えたのはなぜ?
A:小中一貫校の施設整備などを行ったためです。
Q:流動資産が増えたのはなぜ?
A:財政調整基金への積立額が増えたためです。
Q:負債が減ったのはなぜ?
A:臨時財政対策債の発行抑制などにより、市債が減ったためです。
Q:将来世代の負担(負債)はどれくらい?
A:市民1人当たり29万円で、資産の約3割にあたります。残りの7割は、これまでの世代の負担(純資産)となっています。
Q:市の公共施設やインフラの老朽化は?
A:老朽化が進んでおり、今後、計画的な修繕や更新が必要です。
【HP】23003
問合せ:財政課
【電話】825・2041
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