食中毒の主な原因は「細菌」と「ウイルス」です。予防のポイントをしっかり押さえて食中毒を防ぎましょう。
■食中毒を防ぐ3つの原則
・付けない…こまめな手洗いを心掛け、手の甲、手首、爪の間もよく洗う。まな板などの調理器具は使ったらきれいに洗い、殺菌する。
・増やさない…購入した食材は、すぐに冷蔵庫や冷凍庫で保存する。調理済みの食品を室温で放置しない。
・やっつける…中心部まで十分に加熱する(中心部の温度が90℃で1分半以上が目安)。
■食中毒を防ぐ6つのポイント
・買い物…生鮮食品は新鮮なものを購入し、持ち運びの時間を短くするため、寄り道をせずに持ち帰る。
・家庭での保存…常温不可の食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫・冷凍庫に入れる。
・下準備…調理の前に丁寧に手を洗う。
・調理…肉や魚など、加熱調理が必要な食品は十分に加熱する。
・食事…食べる前に丁寧に手を洗い、作った料理は長時間室温に放置しない。
・残った食品…室温で放置せず、冷蔵庫や冷凍庫で保存する。温め直すときも十分加熱する。少しでも怪しいと思ったら食べずに捨てる。
抵抗力の弱い子どもや高齢者は少しの菌でも重症化する可能性があり、特に注意が必要です。吐き気やおう吐、腹痛や下痢、発熱などの症状が現れると、食中毒が疑われます。速やかに医療機関を受診しましょう
■鶏肉の生食はやめましょう
鶏肉を生で食べると、サルモネラ属菌やカンピロバクター、病原大腸菌などによる食中毒を起こす可能性があります。中でも加熱不十分の肉料理を原因とするカンピロバクター食中毒が多発しています。中心部までしっかり加熱して食べましょう。
問合せ:保健衛生課
【電話】829・7721
<この記事についてアンケートにご協力ください。>