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令和5年度 全国学力調査結果

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大阪府摂津市

令和5年度における、本市の「全国学力・学習状況調査」の結果や教育委員会および市内小・中学校における注目の取り組みを紹介します。

毎年、年に1度、小学6年生、中学3年生を対象に、全国学力・学習状況調査が行われています。
この調査の目的は、児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、今後の教育活動に役立てていくことです。
教育委員会では、本調査結果から子どもたちの良さや課題を把握し、主体性を生かしながら、確かな学力を育むことを目指しています。

◆令和5年度の結果
小学6年生では、算数が昨年度より少し低下していたものの、学力は着実に定着してきているものと考えています。国語・算数は全国平均並みをキープしており、どちらの教科も大阪府の平均以上の結果でした。
中学3年生では、国語・数学が昨年度よりも向上し、全国平均との差が縮まりました。しかし、英語では、前回(令和元年度)の調査を下回り、全国平均との差が広がりました。

※令和元年(R1)度調査より、従来のA問題・B問題という区分を見直し、知識・活用を一体的に問う調査問題に変更されました
※令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で調査が実施されませんでした

◇平均正答率
※対全国平均比は、全国平均の数値を1とした場合の摂津市の値です

◆子どもたちのがんばりが見える結果に
・ICTを活用して自分に合った方法で学んだり、考えをまとめたりする姿
・学び合いを楽しみながら進んで学習に取り組む姿

◆学習習慣の定着が確かな学力につながる
今回の調査では、授業に進んで取り組む姿が見られるようになった一方で、授業時間以外に平日の1日に勉強する時間が「30分より少ない」「まったくしない」と解答した児童生徒の割合が、全国平均や大阪府平均よりも多いという結果となりました。
学力向上を図るには「授業の充実」が一番の柱ではあるものの、学習習慣を定着させたり、授業の理解度を高めるには家庭での学習が欠かせません。学校と家庭とが「家庭学習を大切にする」という同じ視点に立って子どもたちを支えていくことで、学習習慣が定着し、確かな学力につながると考えます。
学校では引き続き、家庭学習の頑張りを掲示したり、家庭学習ウィークを設定するなど、子どもたちの「やる気」を引き出すための取り組みを続けていきます。
保護者の皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。

◇習慣付けると良いことあるぞ!

問い合わせ:学校教育課

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