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[第1弾]国立健康・栄養研究所×摂津市(1)

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大阪府摂津市

◆市民の健康・栄養とウェルビーイングに関する縦断調査(摂津スタディ)結果(速報)
今年の2月~4月に18歳以上の市民を対象に「摂津市民の健康・栄養とウェルビーイングに関する縦断調査」を実施し、1万4千人を超える回答がありました。ありがとうございました。第1弾では、運動に関する結果をいち早くお知らせします。

○国立健康・栄養研究所
同研究所は100 年以上に渡り健康と栄養に関する研究を行っています。
令和5年3月に、JR岸辺駅北側の北大阪健康医療都市(通称:健都)に移転・開所しました(摂津市千里丘新町)

◇ウェルビーイング(Well-being)
Well(よい)とBeing(状態)が組み合わさった言葉で、「よく在る」「よく居る」状態、心身ともに満たされた状態を表す概念で、一時的・瞬間的に良好かどうかではなく、持続的に良好であることを指します。

◇アンケートの調査項目
今回の「摂津市民の健康・栄養とウェルビーイングに関する縦断調査」では、年齢、身長、体重、運動・身体活動、生活パターンや日常生活、身体の健康、地域のつながり・社会参加など多岐にわたって質問し、心理的ウェルビーイングとして、回答者がどの程度、(1)人格的成長をしていると感じるか、(2)人生において目的を見いだして生活しているか、(3)自己の在り方を受け入れられているか、(4)自律した生き方ができているか、(5)周りの環境をコントロールできていると感じているか、(6)積極的に他者との関係性を築けているかを評価しました。

◇市民で運動習慣がある人は3割にとどまる
1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上持続している人の割合は、下の図のとおりです。男女年代を合わせた全体では、回答した人の29.8%でした。
その割合は60歳以上が比較的高く、令和元年国民健康・栄養調査(全国調査)と同じ傾向でした。
男女年代別にみると、最も高い割合は、70代男性(43.6%)で、最も低い割合は、30代女性(10.8%)でした。

・運動習慣のある人の割合

(ワンポイント)
健康や体力の維持・増進を目的として、計画的・継続的に実施する身体活動を総称して「運動」と呼びます。
運動習慣がある人は、まずは続けることが大切です。慣れてきたら、さらに10分運動を追加してみましょう。運動習慣が少ない人は日常生活に少しずつ取り入れてはどうでしょうか。例えばエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使う、テレビや動画を視ながらストレッチや腹筋に力を入れる、など小さな運動を積み重ねてみましょう。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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