◆運動習慣がある人は
肥満の割合が少ない
体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値を体格指数(ボディーマスインデックス,BMI)といいます。BMI25以上が肥満、18.5未満がやせと判定されます。肥満の割合は、回答した人の23.1%、やせの割合は8.8%でした。18-29歳の男性以外のすべての年代では、運動習慣のある人は、ない人に比べて肥満の割合が低い結果でした。
一番肥満の割合が低いのは、運動習慣のある30代女性(5.1%)で、一番肥満の割合が高いのは、運動習慣のない50代男性(42.9%)でした。
・運動習慣のある人・ない人別の肥満者割合(男性)
・運動習慣のある人・ない人別の肥満者割合(女性)
(ワンポイント)
肥満は高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めます。適切な運動とバランスのよい食生活を心がけましょう。
また、睡眠時間が短いと肥満のリスクが高まることがわかっています。休日の寝だめも肥満のリスクが高くなることが報告されているので、運動や食生活とともに睡眠時間も見直してみてはいかがでしょうか。
◇定期的な運動で長く元気な体を手に入れよう
定期的にウォーキングなどの運動をすることで、生活習慣病にかかりにくくなり、元気でいる期間を長くできることがわかっています。
今回の調査で、どういう人々に運動習慣が少ないか、多いか、それぞれの特徴がわかってきました。
今後は、市民の皆さまの健康の維持・増進に貢献できるよう、効果的な健康づくりやまちづくりを提案していきます。
◇今後も調査にご協力を
今回アンケートに回答した人には、今後2~3年かけて健康・運動・栄養などに関する追加調査を案内します。時期や内容は個別に案内、または同研究所ホームページに掲載します。調査への参加は自由です。引き続きご協力をよろしくお願いします。
◇詳細な分析は次回以降に
次回以降の調査結果のお知らせでは、現在分析を進めているデータから詳細な結果を公表していく予定です。
※縦断調査の分析結果は、同研究所「縦断調査」ホームページ(下記QR)に随時掲載します
※QRコードは本紙をご覧ください。
◆イベントに参加して
健康な体を手に入れよう市は、市内ウォーキングコース(全10コース)を利用したうきうきせっつウォーキングや市民ハイキングなどの健康づくりイベントを開催しています。
これから運動を始めたい人や新しいことに取り組みたい人などは、ぜひイベントに参加してください。
※詳細は、左記の各イベントQRをご確認ください
※QRコードは本紙をご覧ください。
※日程やコースなどは、気象状況によって変更あり
詳細は、広報紙または市ホームページをご確認ください
問い合わせ:保健福祉課、国立健康・栄養研究所
【電話】090-9867-6384へ(平日 午前10時~午後3時)
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