■子宮頸がんとは
子宮頸がんは、子宮の出口である「子宮頸部」にできるがんです。初期には自覚症状が現れることなく進行していくという特徴があります。日本では毎年、約1万1000人の女性がかかり、約2900人が亡くなっています。年齢別にみると、20歳代後半から増える傾向にあり、40歳代にピークを迎えます。
問合せ先:
HPVワクチンについて…感染症対策課【電話】072-960-3805【FAX】072-960-3809
子宮頸がん検診について…健康づくり課【電話】072-960-3802【FAX】072-970-5821
■病気の原因は
子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因であることがわかっています。HPVは主に性交渉によって感染します。
問合せ先:
HPVワクチンについて…感染症対策課【電話】072-960-3805【FAX】072-960-3809
子宮頸がん検診について…健康づくり課【電話】072-960-3802【FAX】072-970-5821
■予防するには
▽HPVワクチン接種
HPVの感染を防ぐにはHPVワクチンの接種が効果的です。
平成25年6月14日以降、HPVワクチン接種後にワクチンとの因果関係を否定できない副反応がみられ、積極的な勧奨を差し控えていました。
その後、HPVワクチンの安全性が確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ると認められたことから、令和3年11月26日付けで積極的な勧奨が再開されました。
対象:
・定期接種…小学校6年生~高校1年生相当(平成20年4月2日~平成25年4月1日生まれ)の女性
・キャッチアップ接種…平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性
持ち物:母子健康手帳、身分証明書、すこやか番号がわかるもの
接種方法:市内の予防接種委託医療機関へ直接予約
▽キャッチアップ接種は令和7年3月末で終了
HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種の機会を逃した方に対するキャッチアップ接種は、令和7年3月末をもって終了となります。
▽HPVワクチン任意接種償還払い制度
平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女性で、定期接種の年齢を過ぎてHPVワクチンを国内で令和4年3月31日までに自費で受けた方は、接種費用のうち既定の額を払い戻すことができます。
問合せ先:
HPVワクチンについて…感染症対策課【電話】072-960-3805【FAX】072-960-3809
子宮頸がん検診について…健康づくり課【電話】072-960-3802【FAX】072-970-5821
■子宮頸がん検診
市では、子宮頸がん検診を実施しています。
子宮頸がんは、定期的な検診により、早期に発見することが大切です。HPVワクチンを接種していても、定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。
▼HPVワクチンの標準的な接種スケジュール
▽シルガード(R)9(9価)
(1回目の接種が15歳未満の場合)
2回目:1回目から6か月以上あけて接種
(1回目の接種が15歳以上の場合)
2回目:1回目から2か月以上あけて接種
3回目:1回目から6か月以上あけて接種
▽ガーダシル(R)(4価)
2回目:1回目から2か月以上あけて接種
3回目:1回目から6か月以上あけて接種
▽サーバリックス(R)(2価)
2回目:1回目から1か月以上あけて接種
3回目:1回目から6か月以上あけて接種
対象:4月1日現在20歳以上かつ偶数年齢の女性
※21歳以上の奇数年齢の方も、前年度受診していない場合は受診可。
検診間隔:2年に1回
検診実施場所:市委託医療機関
料金:800円
内容:問診、視診、頸部細胞診、内診
※必要と判断された方は体部細胞診(500円)も実施。
問合せ先:
HPVワクチンについて…感染症対策課【電話】072-960-3805【FAX】072-960-3809
子宮頸がん検診について…健康づくり課【電話】072-960-3802【FAX】072-970-5821
<この記事についてアンケートにご協力ください。>