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自治体の皆さまへ

思わず自慢したくなるまちへ ひらかた万博(1)

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大阪・関西万博をきっかけに、海外からの観光客も含め多くの人を枚方へ呼び込むことで、地域経済の活性化を図るとともに、まち全体が活気づくことで自分が住むまちへの愛着を高める取り組み「ひらかた万博」。市内の地域資源を掛け算し、新たな魅力を生み出し広く発信する取り組みが進められています。市内各地で生まれた魅力の一部を紹介します。

(1)七夕伝説にちなんで夜空の天の川をランタンフローティングで天野川に再現(ゆめのほしフェスタ)
(2)〜(5)「奥ひら」では、里山の蛍・枚方産ホップ・天体望遠鏡・市特産のスモモなど東部地域の魅力を活用した事業を展開
(6)よどがわアクティビティくらわんか
(7)枚方産サツマイモを使って商品化したたい焼き
※詳細は本紙をご覧ください。

■市東部から新たな価値を発信 奥ひら実行委員会
市の東部地域を「奥ひら(=奥ひらかた)」と名付け、地域の魅力を発掘・発信している奥ひら実行委員会。同地域で事業を営む和幸カントリー倶楽部(代表・大橋綾子さん)、ひらかた独歩ふぁーむ(代表・大島哲平さん)、株式会社カンパイカンパニー(代表・光延具視さん)が協力し、「魅力の発掘・発信で誘客」というひらかた万博と共通する考え方で東部地域の活性化に取り組んでいます。同委員会代表の大橋さんに話を聞きました。

□目指すは豊かな自然の継承と地域貢献
奥ひらには「にほんの里100選」にも選ばれるとても豊かな自然が広がっています。この魅力を少しでも良い形で次代に残したい、また、この地で事業を営む者として、地域のために何かしたい、そんな思いからこの委員会を立ち上げました。現在は広い駐車場やスペースがある和幸カントリー倶楽部を拠点に、ピザ窯を使ったピザ作りやフットゴルフなどさまざまな事業を展開しています。
・サッカーボールを使ったゴルフ「フットゴルフ」は府内初開催。

□魅力を掛け合わせて新たな価値を
奥ひらが持つさまざまな魅力を掛け合わせ、価値を高めてより市内外の人をひきつけるコンテンツを創り出すことに取り組んでいます。例えば、穂谷で若手農家を中心に栽培に挑戦しているホップの収穫体験と地元産の野菜を使ったピザ作りを一つのツアーとして実施したり、自然の中を飛び交う蛍の鑑賞と奥ひらでの食事をセットにしたり、訪れてくれた人に少しでも長く滞在してもらえるよう工夫を凝らしています。
・ホップ収穫体験の様子。収穫したホップは(株)カンパイカンパニーと共同で製品化したクラフトビール「穂谷クラフト」に使用されます。

□地元・枚方を盛り上げたい
最近、枚方市駅や樟葉駅周辺でブース出展すると、お客さんから奥ひらの場所について「そこって京都ちゃうかったん?」と驚かれます。市内での認知度をもっと高めていきたいですね。それと同時に、中之島などで開催されるイベントにも出展するなど、市外へのアピールにも力を入れています。
奥ひらでの取り組みが成功すればひらかた万博も広がると思うし、ひらかた万博の取り組みによって訪れた人もまた奥ひらに来てもらえたら良いですよね。今後も協力して枚方を盛り上げていきたいですね。

■掛け算で生まれた新たな魅力
地域資源の潜在的な可能性に着目し、新たな要素を掛け合わせることで生まれた魅力をちょこっと紹介

□まち近・駅近の自然×アクティビティ よどがわアクティビティくらわんか
まち近く、駅近くで自然が満喫できる淀川の水辺や河川敷に着目したアクティビティイベント。10月13日(日)開催の「リバーテラスくらわんか(37ページ参照)」でも各種体験が楽しめます。
・水辺ではカヤック(写真左)やラフティングボート、SUPなどを体験。
・河川敷ではプチパラグライダー(写真右)やラートなどを体験。ロハスパークなど人気イベントとの同時開催も。
※写真は本紙をご覧ください

□竹林の整備×スパイス 枚方メンマ
穂谷で放置竹林整備にも取り組むカレー屋・スパイス工房 燦(西禁野1-1-17)。整備活動の中で出た幼竹に着目し、スパイスカレーのお店ならではの発想で新しいメンマを開発しました。同工房でカレーと一緒に味わうことができるほか、枚方市観光案内所Syuku56(枚方モール内)などでも販売。
・和風・中華風などのほかに、クリームチーズであえた変わり種も。
※詳細は本紙をご覧ください。

「食べて遊んで楽しんでね!」

公募により選ばれたひらかた万博のキャッチコピー「みんなで創ろう!この街の未来」。これには市民・事業者・行政などが一丸となって枚方の未来を創るという思いが込められています。市民や事業者の共創やアイデアによって生まれた新たな魅力を「ひらかた万博」として広く発信することで、国内外から誘客し、枚方を元気にしていきたいと考えています。万博終了後も枚方へ人を呼び込む魅力として残していけるよう、市民の皆さんにも取り組みをどんどん発信(=自慢)していただきたいですね。一緒に枚方を盛り上げていきましょう。
政策推進課長
三木 ひとみ

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