■子どもが主役の授業づくり
今年度の全国学力・学習状況調査の結果が出ました。嬉しいことに、本市の小中学校は国語と算数(数学)の両方で全国平均・大阪府平均を上回りました(9ページ参照)。
本市では、学力だけでなく、積極性や協調性、創造性などを養うことも大切にしたいと考えており、従来の教師主体で子どもが受け身の授業から子どもが主体的に学ぶ授業への転換に取り組んでいます。特に、自ら問題を発見し、解決方法を考える「課題解決型学習」に重点を置き、総合的な学習の時間を中心に取り入れています。
「地球に優しい自販機とは?」や「魅力ある未来の図書館とは?」など企業や市役所から提供を受けた必ずしも正解が一つではない課題についても話し合い、その成果発表の場を学校外のイベントに設けるなどしています。社会や生活に関連した学習プログラムを充実させることで、子ども達が主体的に協力して取り組み、深い学びを得られるよう努めています。
変化の激しい社会をしなやかに生き抜くため、子ども達には自分で考え行動する力を身につけてほしいと考えています。引き続き、子どもが主役となる授業を推進し、未来を切り拓く力を育みます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>