市では今年4月に枚方市版こども家庭センター「まるっとこどもセンター」を設置しました。9月17日には現在市内3カ所に分散している同センターを枚方市駅前にオープンする複合施設・ステーションヒル枚方内の行政サービスフロアに移転・集約します。妊産婦や子ども、子育て世帯への一体的な相談支援を利便性が高い場所で実施することで、市内で出産や子育てがしやすい環境づくりを目指します。
■What’s?こども家庭センター
児童福祉法が改正され、今年の4月から設置が努力義務となった組織。妊娠届出時の面談や乳幼児健診、新生児訪問や離乳食講習会をはじめとする各種教室など、すべての妊産婦・乳幼児とその保護者が対象の「母子保健」と、虐待防止や不登校への対応など子どもとその家庭を総合的に支援する「児童福祉」の機能を一体的に扱い、妊娠期から子育て期までを切れ目なく支援します。
■さまざまな専門職が妊娠~子育てを切れ目なくまるっと支援!
□妊娠~出産期の相談
安心して妊娠・出産を迎えられるよう、妊婦オンライン相談や妊産婦家庭訪問などで保健師や助産師へ相談できます。新生児・乳児家庭訪問やマタニティスクール、産後ケア事業、妊娠・出産で各5万円の支給も。
妊婦オンライン相談
※本紙二次元コードをご覧ください。
□乳幼児の子育ての相談
月齢に応じた健診などの機会に、保健師や心理相談員、助産師、管理栄養士などへさまざまな相談ができます。また、健診以外でも保健師へ電話や窓口で相談できます。
ほかにもどんな相談メニューがある?
・母乳相談
・乳幼児健康相談
・個別発達相談
・子どものお口と食事の相談会
□18歳未満の子育てや親子関係などの相談
保護者だけでなく18歳未満の子どもも親子関係などを臨床心理士へ窓口や電話で相談できます。
どんなことが相談できる?
・子どもの行動にイライラしてしまう
・子どもの嫌がることを言ってしまう
・学校を休みがちになったりやめたいと言ったりする子どもへの接し方がわからない
□ひとり親家庭相談支援センター
ひとり親家庭の自立や離婚に向けた相談
安心して生活や仕事ができるよう、専門の相談員「母子父子自立支援員」へ窓口やLINEで相談できます。養育費確保に向けた弁護士相談も。
どんなことが相談できる?
・ひとり親なので経済的に不安
・家事や育児をサポートしてほしい
・養育費を確保するために何が必要?
[ひとり親家庭応援ガイド]
簡単な質問に答えて支援制度などを検索!
※本紙二次元コードをご覧ください。
[ひとり親相談LINE]
相談員に悩みをLINEで直接相談!
※本紙二次元コードをご覧ください。
□ひきこもり等子ども・若者相談支援センター
生きづらさを抱えた子ども・若者の相談
対象は?
おおむね15歳~39歳の本人とその家族や関係者
どんなことが相談できる?
・自立のために何をしたら良いかわからない
・学校に行きづらい、外に出るのが怖い
・少しずつ社会と関わるきっかけが欲しい
相談専用【電話】843・2255
(平日午前9時〜午後5時30分)
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