「『だったらいいな』を叶えるいけだ」をキャッチフレーズとして5年度からスタートした「第7次池田市総合計画」では計16の施策を推進しています。その施策の中から毎号1つ取り上げ紹介します。
総合計画をもっと知って、あなたも一緒にまちづくりに参加しませんか?
■今月紹介する施策は…子ども・子育て支援の充実
9年度までにめざす姿:すべての子どもが健やかに、その子らしくいきいきと育ち、子育てする人は安心して子どもを産み育てられる環境で子育てを楽しみ、地域のみんなが子どもが育つ喜びを感じている。
◆子ども・健康部子ども未来課
野阪主任保健師が紹介します
妊娠期から子育て世帯の方々に関わる業務として、母子健康手帳の交付や、ウェルカムベビークラス(妊娠や育児に関する教室)、こんにちは赤ちゃん訪問、乳幼児健診などを担当しています。
また、本市では住所地ごとに担当の保健師がおり、育児相談への対応や、面談・家庭訪問をしています。
◇こんにちは赤ちゃん訪問って?
生後4カ月以内の赤ちゃんと保護者を対象に自宅に伺い、赤ちゃんの計測や、発育・育児に関する相談を行っています。本市では全ての家庭に助産師または保健師が訪問しています。
産後のお母さんの体調や、赤ちゃんを自宅に迎えて過ごす様子を伺う場となっており、実施率100%をめざして取り組んでいます。
◇みんなで育児をもっと楽しいものに
「ひよこ育児相談会」は、生後1~3カ月の子どもと保護者を対象としたイベントです。月1~2回のペースで開催し、助産師によるミニ講話や体重測定、交流会や育児相談を行っています。
参加者それぞれの子育ての疑問点を共有し、助産師や保健師が交流の輪に入りながら相談を受けています。参加者の皆さんから「来て良かった」「他の親子と交流できて良かった」といった感想を聞くと実施の意義を感じます。
毎回、アンケートを実施し、集計・検討の上、今後も皆さんのニーズに沿ったイベントを行っていきたいです。
◇子どもとご家族の安心を守りたい
業務を行う中で、「子育てについてどこに相談したら良いのか知らなかった」という話を聞くことがあります。
妊娠期から、母子健康手帳の交付やウェルカムベビークラスといった関わりを通して、地域には保健師がいること、気兼ねなく相談してほしいということを伝えるようにしています。
そして、疑問点や困りごとができた際に思い出してもらえる存在をめざしています。
◇市民の皆さんへ
近年、核家族化が進んだこともあり、家族や地域内での子育ての知識・経験が少なく、周囲に手助けを求めにくい状況があるといわれています。子育て世帯の孤立を防ぐためには、地域全体で子育てを応援し、子どもの健やかな育ちを見守ることが大切です。
子ども未来課には保健師、助産師、栄養士、歯科衛生士などさまざまな職員がいます。妊娠・出産・育児について、困ったこと、疑問点や相談ごとがあれば気軽に連絡してください。
総合計画の全体版は市ホームページでご覧いただけます。
「池田市 総合計画」で検索
ID…16315
問合せ:政策企画課
【電話】754・6213
<この記事についてアンケートにご協力ください。>