梅雨や台風の時期には、長雨や集中豪雨などで、がけ崩れや土石流などの土砂災害が発生する恐れが高くなります。災害による被害を完全になくすことは難しく、発生した時に被害を最小限に食い止めることができるかどうかは、一人ひとりの行動にかかっています。日ごろから災害に対して十分に備えておきましょう。
避難とは「難」を「避」けることで、安全な場所にいる人まで避難所に行く必要はありません。自宅が安全な場合には自宅で。安全な親戚・知人宅に避難することも考えましょう。災害ハザードマップで、あらかじめ自宅の危険性を調べておきましょう。
■一人ひとりが土砂災害に備えましょう
・避難する場合に備えて、水や食料などを家庭内で備蓄(3~7日程度)しておく
・停電や連絡手段や情報収集方法の確保のため、懐中電灯や携帯電話、ラジオなどの準備、点検を行う
・災害ハザードマップを見て、自宅周辺や避難経路上で、がけ崩れや土石流の発生する恐れのある危険な場所を事前に把握しておく
・事前に避難場所や避難経路を把握し、高齢者や体の不自由な人のいる家庭では安全な避難方法と具体的な行動を考えておく
・テレビやラジオの気象情報に注意し、避難が必要な場所にいる場合は高齢者等避難、避難指示があれば直ちに避難する
・すでに外出することが危険な場合には、自宅の中で安全な場所に避難する(2階などへ避難する垂直避難、斜面などから遠い部屋への避難)
■災害時緊急情報の受け取り方
・防災行政無線と災害テレホン案内
防災行政無線の屋外スピーカーからアナウンスを流します。防災行政無線の内容は、無料の災害テレホン案内(【電話】0120-047-714)で確認することができます。
・緊急速報メール(エリアメール)
携帯電話やスマートフォンの警告音が鳴り、市や気象庁などからの緊急情報が配信されます。
・おおさか防災情報メール
市や府が発信する災害情報を受け取ることができます(本紙QR参照)。
・市ホームページ、SNS(LINE、Facebook、X)
・NHKデータ放送
リモコンのdボタンを押すと、緊急情報がテレビで確認できます。
問合せ:危機管理課
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