■かかりつけ薬局をお持ちですか?~10月17日から23日は「薬と健康の週間」です~
かかりつけ医が患者の体の状態を全体的に把握してくれるように、かかりつけ薬局では処方される薬の種類などを一括で管理してくれます。病気やけがを治すために必要な薬ですが、正しく使わなければ逆効果になってしまうことがあるため、かかりつけ薬局を持っておくことは重要です。
○かかりつけ薬局を持つメリット
かかりつけ薬局では、処方されるお薬を管理してくれるほかに以下のようなメリットもあります。
(1)同じような薬が重なっていないか、飲み合わせの悪い薬が出されていないかをチェック
(2)飲みにくい薬を液剤に変えるなど、その人に合わせた方法を考えて飲み忘れや飲み残しを防げる
(3)在宅での療養が必要になっても薬の管理や説明を受けられる
○ポリファーマシーの状態になっていませんか?
ポリは「たくさん」、ファーマシーは「調剤」の意味で、ポリファーマシーとは「必要以上に薬が処方されている状態」、または「不必要な薬が処方されている状態」のことです。複数の医療機関を受診し、かかりつけ薬局がない場合、処方されている薬全体を把握できないため、ポリファーマシーにつながりやすく、薬による有害事象(副作用)が起きる割合が高くなります。肝機能や腎機能の低下がみられる高齢者は特に注意し、かかりつけ薬局を持っていない場合はぜひ持つようにしましょう。
問合せ:健康づくり課
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