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自治体の皆さまへ

考えよう・人権

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大阪府泉大津市

人間が人間らしく生きるために、すべての人が等しく持っている権利、「人権」について考えるコラムです。

■6月1日~7日は「水道週間」
水は、人が生きていくために不可欠なものであり、水道は健康で文化的な生活や社会経済活動を支える基盤として欠かせないものになっています。
国連では、貧困や気候変動など世界共通の問題解決に向け、持続可能な開発のための17の国際目標「SDGs」が掲げられ、そのうちの一つに私たちが何不自由なく使っている水に関する目標もあります。
日本では、おおむね国内全域に水道が普及していますが、世界では、令和4年時点で安全に管理された飲み水を必要な時にいつでも利用することができない人が22億人以上います。これは世界人口の約4人に1人にあたります。
水道の現状や課題についての理解と関心を深めるために、全国一斉に6月1日から7日に「水道週間」を実施しており、今年で66回目となります。
今年のスローガンは、「たいせつに みずはみんなの たからもの」です。
安全な水を安定供給することが、水道事業の重要な役割の一つであり、本市も管路などの更新を順次行うとともに、市内小中学校を応急給水拠点とするための耐震管路の整備に取り組んでいます。しかし、ひとたび災害が発生すると水道が使用できなくなることがあります。その時に備え、全国的な応援体制が構築されており、今年1月に発生した能登半島地震でも、水道施設に甚大な被害が発生し、本市からも応急給水活動などに職員を派遣しました。
災害発生から応急給水活動の体制が整うまでの期間に備え、各家庭でも飲料水の備蓄が必要であり、その目安は、「3×3×家族」で、1人1日3ℓ、3日分以上、家族の人数分が望ましいとされています。備蓄のご協力をお願いします。
水道の蛇口をひねるといつでも水が出てくるのがあたりまえになっていますが、この水道週間を機会に、改めて水の大切さについて考えてみませんか。

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