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令和4年10月、新たな育児休業の枠組みである産後パパ育休制度が創設されました。今回は、産後のサポートについてのお話です。
政府は男性の育休取得率について、令和7(2025)年度に50%、令和12(2030)年に85%まで引き上げるという目標を掲げています。育児・介護休業法が改正されて、令和4年10月に創設された産後パパ育休制度は、出生後8週間以内に4週間(28日)を限度として2回に分けて休業を取得できる制度です(従来の育児休業制度とは別に取得することができます)。産後の女性をサポートして育児ができるように、より休業を取得しやすい仕組みになりました。
※出生時育児休業給付金や社会保険料の免除については就業日数等で異なるため、ハローワークや年金事務所等にお問い合わせください。
産後まもなくの頃は、まとまった睡眠時間を確保することが難しい時期です。睡眠不足や疲労が蓄積すると、精神的にも負担がかかりやすくなります。この時期のママの身体的負担を軽くすることはとても大切なことです。育児に向き合う時間を確保できると、パパ自身も赤ちゃんの成長を身近に感じることができます。その喜びを共有することでパートナーとしての絆も深まっていきます。充実した家庭生活は、仕事への意欲向上につながり、理解ある職場への信頼感も高まります。このように、家族にとっても社会にとっても産後パパ育休制度はメリットが多いといえるでしょう。
パパも育児に協力したいけれど、育休取得は難しいという環境もありますね。限られた時間であっても積極的に育児に向き合うことはママの負担軽減に繋がっています。お互いに思いやりや感謝の気持ちを持って、積極的なコミュニケーションを大切にしましょう。
藤井寺市では、出産後のご家族に産後ケア事業や産後ヘルパー事業などを利用していただけます。赤ちゃんのお世話は一人で頑張らず、ママの心身をしっかり休められるように皆でサポートしていきましょう。
妊娠・出産・子育てのことなら、ふじいでら子育て世代包括支援センター
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