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子育てファミリーのための防災についてお話しします。
今まで大きな水害・地震の際、ライフラインが復旧するのにどのくらい時間がかかったかご存じですか?電気は約1週間、水は長いと2~3週間かかるといわれています。給水タンク車で水が配布されるまで2~3日かかることが多いので、1人1日3リットル×家族の人数分をストックしておくことをおすすめします。特に、ミルクを飲む乳幼児のいる家庭はしっかり備えたいですね。
また、ミルクを飲む哺乳瓶は十分な水や洗浄剤が揃わず、清潔を保てない可能性もあります。そんな時は、コップ授乳を試してみてください。使い捨ての紙コップなどでも赤ちゃんはミルクを飲むことができます。ぜひ一度調べてみてください。
母乳育児をしている方が災害のストレスで母乳が減ってしまったように感じることがあるかもしれませんが、それは一時的なものです。赤ちゃんが欲しがる度に母乳を飲ませると母乳は作り続けられるといわれているので、継続して授乳していくことをおすすめします。
また、避難所での生活が必要になった場合、大人はもちろん、子どもにとっても不安な時間ですよね。そういう時こそ、お子さんの好きなぬいぐるみ、タオル、おもちゃ、好んで食べるおやつなど、普段から把握しておくと持ち出しやすく安心です。
食物アレルギーや持病をお持ちのお子さんは、アレルギー対応の食料が手に入りにくくなることも考えられます。備えている食品や薬をすぐに持ち出せるよう、家族のみんなが置き場所を知っておくと安心です。
災害はいつ起こるかわかりません。災害が起きた時に落ち着いて判断・行動できるようにしたいものです。日頃から家族や近所の方とコミュニケーションをとり、避難場所や備えなどについて考える機会をもてるといいですね。
こども家庭センターには助産師がいます。心配なことがあれば、いつでも助産師にご相談ください。
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