■次の世代に平和を継いでいくために
昨日まであった平和な日常が一変する。楽しかった日々が、大切な家族・友達・思い出が、壊れていく。その恐怖が戦争です。
日本では第二次世界大戦以降、平和な生活が守られています。しかし世界に目を向けるとウクライナやイスラエルなどで争いが起こり、日々人々の命や権利が奪われているのが現実です。普段テレビやインターネットなどで、戦争や紛争のニュースを見かけても「悲しいな」「大変だな」とどこか他人事のように感じてしまっていませんか。
今は戦争を体験したことがある世代より、体験したことがない世代のほうが多い時代です。私たちが「当たり前」と感じている平和があるのは、先人たちが平和を守り継いでくれたからという実感を持つことが大切です。そのためにはまずは私たちが今一度、戦争の悲惨さを学び、平和の尊さを理解する必要があります。
8月15日は終戦の日です。この日を機に改めて平和について考えてみませんか。これからは私たちが次の世代に戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えていく番です。
■原爆死亡者の慰霊並びに平和祈念の黙とうを
・広島 8月6日 8時15分
・長崎 8月9日 11時2分
・終戦の日 8月15日 正午
■藤井寺市の平和への取り組み
市では平和な社会が持続することを願い、昭和60年に平和都市宣言を行いました。また平成22年には、広島市と長崎市が核兵器の廃絶を目指すために、世界の都市に呼びかけて設立された平和首長会議に加盟しました。
そして毎年、平和展を開催するなど平和文化の振興に向けた取り組みを行っています。
問合先:協働人権課人権推進担当(1階(4)番窓口)
【電話】939・1059
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