■日ごろの運動でずっと元気に健康に
○生涯いきいきと健康に暮らすには、若いうちからの運動習慣が大切です
市は令和6年3月に豊中市健康づくり・食育推進計画を策定し、運動・栄養管理・疾病予防などの分野ごとの取り組みを進めています。その中から、市と民間事業者が協働して、健康チェックと運動の機会を提供する運動講座の取り組みを紹介します。
○運動する習慣はありますか?豊中市民の運動・スポーツ実施状況
豊中市民の運動・スポーツ実施状況
運動習慣がある人(※)の割合は42.5%と、運動をしていない人のほうが多いという結果に。
していない理由で多いのは、「時間に余裕がない」「始めるきっかけがない」など。
運動は、子どもから高齢者まであらゆる世代において健康増進効果があります。
健康のために運動を習慣化しましょう!
(※)1日30分以上の運動を週3回以上行っている人
している
42.5%
していないが、始めたいと思っている
20.9%
していたが、中断している
15.3%
していないし、始める予定もない
19.6%
無回答
1.7%
令和5年3月「豊中市 食と健康に関するアンケート調査報告書」より
■!運動、スポーツをしていない人が半数以上を占めています
すべて無料!
いつでも・どこでも・誰でも参加できる!
気軽に始められる運動講座の案内
市内のさまざまな地域の公共施設や公園などで実施しており、土曜・日曜日に参加できる講座もあります。
自分に合った講座を見つけて、運動習慣を身に付ける第一歩に。ぜひご参加ください!
運動が苦手でも始めやすい
ヨガ
親子対象
一般対象
まずは、動いてみよう!みんなで参加「健康の輪」
親子で参加できる
バスケットボール
親子対象
豊中親子バスケットボール教室「いっぽ」
講座の参加者に、運動・食事・口腔(こうくう)機能・社会とのつながりに関する質問に答えていただき、健康チェックを行っています。チェックリストは市ホームページでも公開中。セルフチェックにご活用ください。
■プロから学ぶ! 親子なわとびエクササイズ 講師の黒野寛馬(くろのひろま)さんにお話を聞きました
なわとび
親子対象
○どのような特徴のある講座ですか?
縄跳びを使った運動を通して健康づくりをめざす講座です。特に、仕事や家事で忙しく、運動する機会の少ない大人に参加していただきたいと思っています。今後の健康のために運動を始めるきっかけにしていただければうれしいです。
○どのような点がおすすめですか?
縄1本あれば子どもから高齢者まで楽しめるという点です。最高齢の参加者は82歳です。また、縄跳びは全身運動のため、短時間で体に強い負荷をかけることができます。講座では技の紹介などもしており、実際に参加者が跳んでいる時間は20分ほどですが、相当な運動量を確保できるという点でもおすすめです。
○参加者からはどのような声をいただいていますか?
今年から始めた親子向け講座の参加者からは、「久しぶりに子どもと真剣勝負ができて楽しかった」などの声をいただいています。縄跳びは、二重跳びの回数を競うなど、大人と子どもの体格差に関わらず、親子で同じ技を同じレベルで楽しむことができるので、そのような声を聞くと、縄跳びが親子のコミュ二ケーションツールとなっていると感じてうれしいです。
○これから参加される方にひとこと
全身運動ができる縄跳びは、健康づくりには一番手っ取り早いと思います。楽しみながら健康につながる縄跳びを一緒にやりましょう!来年の1月・2月にも、市主催で小学生と保護者向けに「親子でエクササイズ なわとび編」を開催します。皆さんと縄跳びができることを楽しみにしています!
その他にもさまざまな講座があります。
・各講座の開催日時・場所は市ホームページをご確認ください。
・内容・申し込みなどの詳細は、各実施団体にお問い合せください。
■大切なのは、普段の生活に運動を取り入れることです
運動する機会が多い人は、少ない人と比較して生活習慣病やがん、うつ病や認知症などの発症リスクが低くなります。
講座に参加するなど運動の機会を見つけるとともに、階段を使う、家事や仕事の合間にストレッチをするなど、生活の中で体を動かすことを意識しましょう。
○若いうちからの運動習慣は認知症の予防につながります
市は皆さんの認知症予防のサポートにも力を入れています。
認知症の原因になる、運動不足をはじめとした、喫煙、肥満、不健康な食事などの生活習慣を見直していただくために、啓発動画などを市ホームページで公開しています。
(※)ここでの予防とは、「認知症にならない」という意味ではなく、「認知症になるのを遅らせる」、「認知症になっても進行を緩やかにする」という意味です。
問い合わせ:健康推進課
【電話】6152-7381
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