善兵衛ランド

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■11月の星空
南の空には、土星(0.8等)とともに木星(-2.9等)も明るく輝いています。木星は、太陽系惑星の中で一番大きく直径は地球の約11倍あります。
木星の下には、くじら座があります。アンドロメダ王女を襲おうとした海の怪物ティアマトで、勇者ペルセウスに退治されました。
くじら座は4番目に大きな星座ですが、尾のところにある2等星ディフダ以外はわかりにくいです。ただ、首のあたりにあるミラという星が有名です。
ミラは1596年ドイツの牧師で、天文学者のファブリチウスによって発見されました。見慣れない明るい星を見つけた彼が観察を続けていると、この星はだんだん暗くなり、2カ月後には見えなくなりました。当時はまだ明るさが変わる変光星のことは研究されていませんでした。17世紀になって、ほかの観測者たちによりミラは変光していることが確認され「不思議な」という意味を持つ「ミラ」と名付けられました。
ミラはおよそ330日の周期で明るさが2等から10等まで大きく変化します。星全体が膨張したり縮んだりして、明るさが変化する脈動変光星です。当分の間、秋の季節には暗く肉眼では見ることができませんが、5年後くらいには2等ほどの星として見つけることができるでしょう。

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※詳細は広報紙11ページの二次元コードをご覧ください。

◆天文イベント
◯土星・木星観察会
ID：26644
日時：11月11日(土曜日)午後7時～

◯秋の企画展「善兵衛と伊能忠敬」
ID：22912
日時：11月19日(日曜日)まで

◆月の観察
11月23日(木曜日)～25日(土曜日)が適しています。

◆惑星の観察
金星が昼過ぎまで観察できます。夜は土星・木星の観望好機です。

▼11・12月の休館日
水曜日、11月6日(月曜日)・28日(火曜日)、12月29(金曜日)～31日(日曜日)
※11月30日(木曜日)は集会室と多目的室のみ利用可。

問合せ：善兵衛ランド
【電話】072-447-2020

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