貝塚市においては「こども基本法」と1989年の第44回国連総会にて採択された「児童の権利に関する条約」の趣旨に基づいた指導を行っていくため、「人権教育推進のための具体的施策」に「こどもの権利を尊重した指導を行う」こと、「こども自身も自らの権利について正しい知識を身に付け、日常生活において自他の人権を尊重する行動力を育成する」ことを重点目標に掲げています。
学校では「確かな学力」を確立するとともに、「豊かな人間性」の育成のために、すべての子どもが安心・安全で過ごしやすい学校づくりを基盤に、子どもたちの自己肯定感や自己有用感を高める人権教育をすすめています。
子どもたちが自分の思いを安心して伝えるためには、一人ひとりが他者の意見をきちんと受け止め、共感したり、互いの考えを認め合ったりできる土壌が必要です。今後も、子どもたちが自分の思いを伝え、互いのよさや違いを認め合うことができる集団や学級づくりに向け取り組んでいきたいと考えています。
■市内小中学校における「こどもの権利」に関する主な取組み
・6年生の道徳の学習で「世界人権宣言」について学んだことをもとに、よりよいクラスの実現をめざし、自分たちのクラスに必要なルールを作る活動を行う。
・生徒会が中心となり、学校指定のカバンを変えていくために、生徒一人ひとりの意見をとりまとめる活動を行う。
問合せ先:学校教育課
【電話】072-433-7113
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