■打ち上げ貝拾い
打ち上げられた貝を拾い、自然遊学館に持ち帰り名前を調べます。紙皿を使い貝の標本作りをします。
日時:1月20日(土曜日)午後1時~3時30分(小雨決行、大波中止)
集合:自然遊学館前
場所:近木川河口右岸・自然遊学館
講師:児嶋格様(日本貝類学会員)
定員:30人(多数の場合は抽選)
申込:1月16日(火曜日)までに住所(番地以下不要)・氏名・学年を記入しメール・窓口で
■西鳥取漁港ノリすき体験
西鳥取漁港でノリすき体験、「ノリと食育」の話を聞きます。
日時:2月3日(土曜日)午前10時~正午(雨天中止)
集合:南海本線「鳥取ノ荘」駅
場所:
・西鳥取漁港
・名倉水産(阪南市鳥取)
講師:名倉勲様(名倉水産代表)
対象:小学生以上(中学生以下は保護者同伴)
参加費:300円
定員:20人(多数の場合は抽選)
申込:1月24日(水曜日)までに住所(番地以下不要)・氏名(参加者全員)・学年を記入しメール・窓口で
■貝塚の石の観察 近木川河口の石調べ
貝塚の地質にかかわる石ころにはどんなものがあるのか、近木川河口で調べてみよう!
日時:2月10日(土曜日)午前10時~正午(雨天中止)
集合:自然遊学館前
講師:石橋隆様
対象:小学生以上(中学生以下は保護者同伴)
定員:20人(多数の場合は抽選)
申込:1月31日(水曜日)までに住所(番地以下不要)・氏名・学年を記入しメール・窓口で
◆生きもの大好き「オツネントンボ」
◯春待つ蜻蛉(トンボ)
越年(オツネン)と名がつくトンボがいます。ヤゴではなく、成虫で冬を越すトンボです。厳しい冬を越すためにどれほど頑丈な体かと思いきや、オツネントンボは糸のように細い体をしています。その生命力には脱帽してしまいます。
成虫で越冬するトンボは、このほか、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボ、日本ではこれら3種しかいません。貝塚市には3種がそろって生息しています。多くのトンボたちがヤゴで越冬するのは、温度変化の少ない水中のほうが容易なのでしょう。しかし、オツネントンボは春にいち早く活動を始めて産卵する戦略を、成虫越冬という形で成し遂げているのです。木のくぼみなどで越冬し、氷点下にも耐えることができます。休眠状態で冬の間中じっとしているわけでもなく、天気のいい日は雪の上で日向ぼっこをする姿も見られています。これは、体が大きいトンボには無理な芸当でしょう。大きな体で力強く飛ぶオニヤンマなどでは、エネルギー切れで恐らく冬を越すことはできないからです。小さく細い体ならではの省エネ仕様が冬を越えて長く生きるということを可能にしているのではないでしょうか。
枯草のような褐色の体で冬を越えたオツネントンボは、冬が過ぎ成熟すると雄雌ともに青く変化します。まるで春の空のように。
問合せ先:自然遊学館
【電話】072-431-8457
問合せ:自然遊学館
【電話】072-431-8457
火曜日休館
【メール】shizen.desk@icloud.com
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