文字サイズ
自治体の皆さまへ

消防

17/45

大阪府貝塚市

■住宅用火災警報器は10年を目安に交換しましょう
火災が発生した時は、目で煙や炎を見たり、鼻や耳でにおいや音を感じたり…と五感によって気づくことがほとんどだと思います。
しかし、それだけでは就寝中や仕切られた部屋などで物事に集中している時などには、火災に気づくのが遅れてしまいます。
そこで火災の発生を音や音声で知らせてくれるのが「住宅用火災警報器」です。住宅用火災警報器は消防法の改正により、すべての住宅に設置が義務付けられています。まだ、設置されていない場合は、一日も早く設置しましょう。
また、住宅用火災警報器は、10年を超えると電池切れや内部の部品が劣化して火災を感知しなくなることがあります。10年を目安に交換しましょう。
聴覚に障害があるかたには、光で知らせる住宅用火災警報器がありますので、ご利用ください。

◯総務省消防庁ホームページより
分析結果:住宅用火災警報器が設置されている場合は、設置されていない場合と比べ、死者数と損害額は半減、焼損床面積は約6割減少しました。
事例1:就寝中、掛け布団が電気ストーブに触れ、ふとんを焦がし、寝室の住宅用火災警報器が鳴動。気づいた居住者が、急いで水をかけ大事に至らなかった。
事例2:1階の台所から出火、2階で就寝中の居住者が、階段の住宅用火災警報器の鳴動に気づき、119番通報し避難できた。

■住宅防火 いのちを守る10のポイント
◯4つの習慣
(1)寝たばこは絶対にしない、させない。
(2)ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
(3)コンロを使うときは火のそばを離れない。
(4)コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。

◯6つの対策
(1)火災の発生を防ぐために、ストーブやコンロなどは安全装置の付いた機器を使用する。
(2)火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
(3)火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、家具、衣類およびカーテンは、防炎品を使用する。
(4)火を小さいうちに消すために消火器などを設置し、使い方を確認しておく。
(5)高齢者や身体の不自由なかたは、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
(6)防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。

■不適切な訪問販売や点検にご注意!
住宅を守る上で、住宅用消火器や住宅用火災警報器の設置は重要です。
しかし、巧妙な手口で住宅用の消火器・火災警報器の販売や点検を行い、高額な料金を請求するなどのトラブルが発生していますので十分注意してください。

◯手口事例
・消防職員のような服装で消防職員を巧妙に装う。
・言葉巧みに高額な販売をする。
・内容を説明せず、合法的に見える書面に署名・捺印を求めてくる。

◯トラブル防止のポイント
・身分証明書などの提示を求める。
・断る場合には、はっきりと点検を拒否する。
・契約書へサインをしない(印鑑を押さない)。
※消防職員が、消火器や住宅用火災警報器などの訪問販売をすることはありません。

■救急安心センターおおさか
突然の病気やケガ、救急車を呼ぼうか迷ったら、まず「救急安心センターおおさか」へ。相談員・看護師が医師の支援体制のもと24時間365日対応しています。
【電話】#7119
【電話】06-6582-7119
緊急時は迷わず119番へ

問合せ先:消防本部
【電話】072-422-0119

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU