■「うちの裏山は崩れたことがないから大丈夫」が危ない!!大雨によるがけ崩れ・土石流・地すべりにご注意を!
○6月は土砂災害防止月間です
これからの季節は長雨や大雨が多く、土砂災害が起こりやすい時期になります。狭い範囲で短時間に強く降る「局地的大雨」の発生回数も年々増加しています。
国内で毎年約1,100件発生している土砂災害のうち、ほとんどは雨によるものです。気象情報などを有効に活用し、いざという時に備えましょう。
○危険な場所と避難場所の確認を
気候変動による集中豪雨の多発化により、土砂災害の激甚化、頻発化が今後ますます懸念されます。
自然災害の死者・行方不明者の約半数は土砂災害が原因です(地震災害を除く)。普段から家族や地域ぐるみで、がけ崩れの恐れがある場所や避難場所について話し合い、実際に自分の目で確認しておきましょう。
なお、前兆現象を見かけたときは、できるだけ早く周りの人と安全な場所に避難し、市役所にご連絡ください。
《がけ崩れ》
前兆現象:がけから水がしみ出てきたり、斜面から小石が落ちてくる。
《土石流》
前兆現象:山鳴りがする。急に川の水が濁り流木が混ざる。雨が降り続いているのに川の水位が下がる。
《地すべり》
前兆現象:沢や井戸の水が急に減ったり、濁ったりし、地面に割れ目ができる。
◎警戒レベル
◎ハザードマップ
※詳細は広報紙3ページの二次元コードをご覧ください。
◎テレホンガイド
【電話】072-433-7119
防災行政無線の放送が聞き取りにくい場合にご利用ください。放送内容を放送後24時間程度聞くことができます。
・避難情報は、防災行政無線放送や市から発信する緊急速報メール(エリアメール)、テレビのテロップ放送、広報車巡回などでお知らせします。
・土砂災害の危険が高まった場合には、市から土砂災害危険箇所が含まれる山手地域に避難指示を発令します。
・避難指示発令は、原則として町単位で発表しますが、避難を呼びかける対象者は、がけの近くや土石流危険渓流の近くなど、土砂災害危険箇所にお住いのかたになります。
・避難所へ移動する際には、一時避難中の食料・飲料水などを持参してください。
・感染症を避けるため、災害の危険が少ない地域の知人・親せき宅への避難も検討しましょう。
・時間帯や降雨の状況により、避難所へ移動することが困難で、自宅に留まらざるを得ないような場合には、がけから離れた部屋への移動や、2階以上の部屋へ移動(垂直避難)するなど、身の安全の確保に努めてください。
・雨が止んだ後も、土壌雨量指数(降った雨が土壌にどれだけ貯まっているかを指数化したもの)が下落傾向を示さない場合には、土砂災害の危険があるため、避難指示を継続する場合があります。
問合せ先:危機管理課
【電話】072-433-7392
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