■統合失調症ってどんな病気?
ID:110833
幻覚・妄想などさまざまな症状が現れる統合失調症は、適切な関わりや治療で回復できる病気です。
◆約100人に1人が発症
考えがまとまりづらくなり、幻覚や妄想などの症状が出る病気です。発症の原因は正確には分かっていませんが、脳内の神経伝達物質の機能や大きな環境の変化によるストレスなどが関係していると言われています。思春期から青年期に発症することが多く、約100人に1人の割合で見られる身近な病気と言えます。
◆早期発見・早期治療が大切
症状が現れてから、治療開始までの期間が短いほど、その後の経過が良いことが分かっています。幻覚や妄想などは、本人にとっては現実味があって、病気の症状として自覚しにくいため、周囲の気付きが重要です。下記のサインに気付いたら、医療機関や専門機関に早めに相談しましょう。
◆統合失調症のサインの例
人によって現れ方はさまざまです
▽幻覚や妄想のサイン
・「悪口を言われた」と言うが、実際には言われていない
・「監視や盗聴を受けている」と言うが、事実ではない
▽会話や行動のサイン
・話にまとまりがない
・作業のミスが多い
▽意欲のサイン
・人付き合いを避けて引きこもるようになる
・身なりを気にしなくなり、入浴もしない
▽感情のサイン
・感情の動きが少なくなる
・不安や緊張が極度に強い
問合せ:保健予防課
【電話】661-9332
■健診・検診
ID:032781
問合せ:健康づくり推進課
【電話】674-8800
<この記事についてアンケートにご協力ください。>