■楽しく運動 筋力アップで サルコペニア予防
加齢に伴って骨格筋量が減少して筋力が低くなった状態をサルコペニアと言います。サルコペニアは運動を習慣化することで予防できます。
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◆筋肉の衰えが要介護に
歩く・立ち上がるなどの日常の基本的な動作に影響が出てしまうサルコペニア。転びやすくなって骨折などのリスクが高まります。サルコペニアをきっかけに、フレイル(要介護一歩手前の状態)に陥りやすいとも言われています。
◆運動習慣が予防のカギ
40代から骨格筋量や筋力は毎年1%程度低下します。この時期までに蓄えた骨格筋は、加齢とともに活動量が低下すると徐々に減少してしまうからです。種類を問わず運動を習慣化して、楽しく長く続けられる活動でサルコペニア予防に取り組みましょう。
◆1日20~30分、週に2・3回を半年以上
筋力トレーニングや有酸素運動を組み合わせた運動を取り入れましょう。スクワットなどを無理のない範囲で行い、ラジオ体操やウオーキングなどを組み合わせると効果的です。効果を得るためには継続が大事。1日20~30分、週に2・3回を目標に半年以上続けて取り組んでみましょう
▽加齢に伴う筋肉量の推移
出典:老年医学会(日本人筋肉量の加齢による特徴)
▽日常生活でも予防 おすすめの行動
・エレベーターやエスカレーターよりも階段を使う
・移動は自転車や徒歩で
・坂道や階段をウオーキング
・デスクワーク中は1時間に1回以上立つ
・背筋を伸ばしてきびきびと家事をする など
●みんなで楽しく もてきんスタジオ
屋外会場で高槻もてもて筋力アップ体操とラジオ体操を行っています。健康運動指導士などの専門職の指導のもと、初めての人も安心して参加できます。 ※本紙21ページに関連記事
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