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こんにちは保健師です

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奈良県上北山村

■今回のテーマ
食中毒に気を付けよう! 気温が高くなり、湿度も高くなるこの時期は、食中毒に注意です!

《家庭でできる食中毒予防の原則と3つのポイント》
食中毒は、細菌やウイルスに汚染された食べ物や飲み物をそのままとったり、火を十分に通さないでとったりすることが、主な原因です。食品が直接の原因となる場合以外には、汚れた手や調理器具が原因のことも少なくありません。食品の調理方法や保存方法に十分に気を配りましょう。また、家庭での発生では症状が軽かったり、発症する人が1人や2人のことが多いことから風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気づかれず重症になったり、死亡する例もあるので注意が必要です。近年では、アニサキスなどの「寄生虫」なども食中毒の原因となっています。

食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「つけない、増やさない、やっつける」です。
◯1.つけない
食材にふれる前に、必ず手洗いと調理器具の衛生管理を!
(1)調理前に手を洗う
(2)手に傷があるときは、ゴム手袋をして調理を!
(3)ひとつの食品ごとに、包丁やまな板を洗う

◯2.増やさない
低温保存で、菌が増えるのを阻止
(1)新鮮な食材を利用し、残りはすぐに冷蔵庫に保管
(2)生もの・冷凍食品は買い物の最後に買う
(3)冷蔵庫の中身は、7割ぐらいに

◯3.やっつける
生ものを避け、十分に加熱する
(1)食品の中心まで火を通す
(2)電子レンジで加熱するときは、途中でかき混ぜて中まで均一に熱を通す
(3)使用後の調理器具などは、熱湯消毒してから乾燥させる
以上の3原則に注意して、食中毒にならないようにしましょう。
また、もったいないと思わず、少しでもおかしいなと思ったら、食べずに捨てましょう。体の方が大切です。

それでも、もしかして、食中毒と思ったら…
必ず医師の診察を受けましょう。
・医師の診察を受けるまでは、勝手に下痢止めや胃腸薬は服用しない。
・おう吐や下痢の症状は、原因物質を排除しようという体の防御反応です。医師の診断を受けずに、市販の下痢止めなどの薬をむやみに服用しないようにし、早めに医師の診断を受けましょう。
・脱水症状を起こしている危険性があるので、水分補給は大切です。

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