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高校だより

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奈良県十津川村

やればできるを学べる学校(ところ)
十津川高等学校

■学校行事
◇創立160周年記念式典・記念行事
6月22日(土)、体育館で十津川高校・文武館創立160周年記念式典が挙行されました。
村関係者のほか、開学の祖・中沼了三の生誕地である隠岐の島町からも来賓を招き、同窓会、育友会、地域住民ら約160人が参加しました。小山手修造村長、中嶋大樹村議会議長、隠岐の島町社会教育課中村恒一課長の祝辞後、丸田健雄同窓会長の謝辞、同窓会活動の功労者に対する感謝状と記念品贈呈が行われました。

学校長は式辞で、存続の危機を何度も乗り越えた歴史に触れ、生徒一人一人の学校生活の充実が、これまでの歴史とこれからの歴史をつなぐものになると呼びかけました。生徒代表の3年生植村美来さんは、私たち一人一人が社会で求められる力を育み、必要とされる人材として成長したいと意気込みを述べました。

式典後の記念行事では、作家・竹田恒泰氏を講師に迎え、「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」の演題で講演が行われ、ユネスコ無形文化遺産「十津川の大踊」(小原踊保存会)が披露されました。

午後からは、「160年分のやればできるが集う場所~次の10年に向けて~」と題した十津川高校の歩みが動画上映され、生徒有志による和太鼓演奏は、迫力ある圧巻のパフォーマンスでした。また、160周年に向けたスローガン、ロゴマークを考案した2年生の中野遼さん、林夏未さんがそれぞれ表彰されました。

その後、2、3年生が「十津川村の魅力発見~サイクリングコースとゆうべし~」をテーマに、探究活動の学習成果を発表しました。十津川村にサイクリストを呼び込むためのサイクリングコースの設定や、新たなお土産として考案した「ゆうべしパウダー」の可能性について提言があり、参加者からは「具体的な形になるよう応援したい」との声が聞かれました。
また、体育館の展示スペースでは、生徒の木工芸・美術作品が披露され、注目を集めていました。

蒸し暑い一日となりましたが、記念式典中の生徒の皆さんは、頭を高く上げ、眼差しは真剣そのものでした。
十津川高校の特色ある学びの一端もうかがえ、160年の節目を多くの関係者でお祝いすることができました。

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