◆災害時の対応 町からの指示により、直ちに指定避難所の機能に切り替え
災害時には、町と事業者が連携し、避難所開設・災害対応の準備を開始します。屋内運動場・グラウンドに加え、宿泊や飲食・温浴施設を含め、施設全体を災害対応の場として被災者の支援に尽力します。
・事業者は「吉野町地域防災計画」“災害応急対策計画における各班の役割”に記載のある“避難支援班(避難所運営係)”と協力
・避難所として使用する際には、避難者のプライバシー保護、衛生管理に協力
・地域住民との連携を密にし、ボランティア・地域団体と協力し、避難所運営の訓練を行い、非常時にスムーズに運営できるよう努める
・事業者研修利用時に災害が発生した場合は、スタッフを動員し、災害対策の初動準備を支援
―非常時にも親しみと安らぎを感じられる防災拠点とし、様々な機能付与により地域住民の安全・健康を担保します―
◇災害対策本部との連携
・災害対策本部の補助施設
講義室は、放送・通信設備を有しており、災害対策本部並びに関係者の補助施設として貸与します。
◇負傷者・要配慮者の受け入れ
・宿泊室の開放
約164名の被災者を受け入れるキャパシティを持つ宿泊室を開放します。医療施設の補助として負傷者の他、高齢者、障がい者や乳幼児をもつ家庭などを優先的に受け入れます。
・応急救護・医療の場としての活用
・避難生活スペースの確保
地震などの災害により家屋を失った避難者等の長期生活スペースとして活用が可能
◇地下水利用(防災井戸)
大浴場の水源確保、雑排水・飲用水利用を視野に、地下水掘削を行います。非常時に活用できる設備として整備予定です。
◇飲食の確保・提供
・必要機材の貸し出し
緊急時は飲食に必要な機材等を貸し出して提供します。
・広場を炊き出し場として活用
・厨房・シェアキッチンの利用
避難生活中は、厨房・シェアキッチンを開放し、避難者の日常食提供に利用が可能です。
◇緊急ヘリポート・一次避難所・緊急駐車
グラウンドは、救援物資輸送、ドクターヘリなどの離発着場として非常時の災害対応の拠点となります。水害を除く災害時の指定避難所の待機場所として整備し、緊急駐車場として使用します。
◇緊急避難者の受け入れ
・受付エリアの設置
待合・屋内運動場等を利用し、避難者の登録と情報管理を行います。
・一次避難時の生活スペースを提供
屋内運動場では間仕切りによりプライバシーを確保し、避難生活スペースとします。
・防災備蓄倉庫の維持
食料、水、医薬品、毛布などの必需品を備え、長期間の避難生活にも対応できるよう準備
◇再生可能エネルギー
現在焼却されている周辺廃材の有効活用やSDGsへの貢献を視野に、バイオマスボイラー等の導入を目指しています。(電気が使えない緊急時の熱源としても活用を検討)
◇非常時発電機
BCPにも配慮した非常用発電機により災害直後の電力を確保します。
◇衛生環境の確保
・温浴施設の開放
避難者や在宅被災者の衛生環境の確保のため、浴場を開放
・ライフラインの確保
地下水・バイオマスボイラーの導入を検討。ライフラインが遮断した緊急時でも入浴が可能なライフラインを保持できる施設を目指しています。
現時点での活用計画であり今後変更となる場合があります。
問合せ:政策戦略課
【電話】32-3081
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