■一般質問
議員の日常の活動と町民の声や自身の考え方をもとに、町長や教育長などへ方針を問うものです。次のとおり5名の議員が町政について質問しました。
◆役場庁舎の分散配置について
上滝義平
◇Q
上市の本庁舎が老朽化しており、庁舎のあり方の検討を進められているが、現在でも長寿福祉課、水道庁舎、香束庁舎、クリーンセンターなど分散型となっている。住民サービスにつながっているか、どこへ相談に行けばよいか迷う。町長自身の考えについて伺う。
◇A
水道事業の県広域化や災害時における備蓄品の拠点整備を念頭におき、令和6年4月1日より暮らし環境整備課を飯貝事務所・美吉野環境ステーション・香束事務所・クリーンセンター事務所として整備した。今後の住民サービスの在り方については、過疎化や山間部であるという地域事情を踏まえ検討を進めていきたい。
◆子育て支援について
上麻里
◇Q
子育て世帯への支援を目的として県内でも学校給食の無償化の動きがある中で、吉野町の小中一貫教育校吉野さくら学園の給食無償化について考え方を伺う。
◇A
給食費については、昨年度まで国庫補助による無償化を実施してきましたが、その支援がなくなり以前の状態に戻している。ただし、食材高騰の状況は深刻で、その高騰分は町で負担し、物価高騰前の給食費を据え置いている。国や県の子育て支援に関する施策が審議されており、その動向を確認しながら今後の町の施策を考えたい。
◇他の質問
・町民に信頼される行政の在り方について
◆防災と減災について(その2)
辻内正誠
◇Q
私は、4月2日から5日の4日間、能登半島へボランティア活動に行ってきた。その際に、議員目線で行政としての復旧への対応を見て実感してきた。その経験をもとに「吉野町防災計画」に関して、十分なのか?という視点で町の考え方を伺う。
◇A
吉野町地域防災計画は、本町の防災・減災・災害時対応・復旧等に関する対応事項を示している。また業務継続等についてはマニュアルにより災害時対応を進めていくこととしている。なお災害対策本部の代替場所・ボランティア活動・がれきの処理などに関する課題や対応策については、多様な事態を想定しており、その具体的対応について検討を進めている。
◆おひとり様など終活支援について
西澤巧平
◇Q
住みなれたこの町でこれからの人生をより良く生きるために、吉野町としてどう考えているか伺う。
◇A
住み慣れた吉野町で安心して暮らし最期を迎えられるために、一人ひとり寄り添うような相談体制が必要と考える。
ご提案のとおり、終活支援にかかる取り組み「終活講座の開催、エンディングノートの作成配布等」について、はじめていきたい。
◇他の質問
・政治倫理について
◆高齢者を中心とした生涯スポーツ支援について
藤本昌義
◇Q
高齢者の生涯スポーツとして町内各地で代表的に行われているのが、グラウンド・ゴルフやゲートボールである。年々プレー人口が減ってきているのが現状である。今後どのように振興していくのか。また、選手が全国大会等に出場する場合の支援について伺う。
◇A
高齢者の生涯スポーツの振興については、スポーツクラブ・スポーツ推進委員・体育協会・スポーツ少年団等、社会体育関係団体との連携事業を強化すると共に健康増進事業などとの連携を深める。また、大会出場支援については、町マイクロバスの使用申請や全国大会等出場補助金申請など、申請要件の周知に努める。
◇他の質問
・防犯カメラの設置について
<この記事についてアンケートにご協力ください。>