文字サイズ
自治体の皆さまへ

おうえんします。うだぢから

11/52

奈良県宇陀市 クリエイティブ・コモンズ

※「うだぢから」については、本紙またはPDF版をご覧ください。

(1)歴史の講座はじまる!
~宇陀松山まち協~
9月29日、宇陀松山会館で第1回目の講座を行いました。
今回のテーマは、「万葉集探索」として、県立万葉文化館の井上 さやか氏を講師に招いて行いました。市内には、その地域を詠んだ万葉歌のゆかりの地に歌碑が16か所建立されています。その万葉歌について、それぞれに解説をしていただきました。「柿本人麻呂」の名前は有名ですが、その生涯については、ほとんどわからないようです。皇族たちの狩場である大宇陀の阿騎の野へ、軽皇子(後の文武天皇)が狩りに訪れたとき、明け方の情景を詠んだ歌は、有名です。
参加した皆さんは、講座を聞きながら、万葉歌の時代へ、タイムスリップして想いを巡らせていました。

(2)菟田野で農業体験
~菟田野まち協~
当まち協では、地域の資源を生かした体験を行うことによって、感動を味わっていただく3つの事業を毎年行っています。
まず、地域内の小学校5年生を対象に田植えと稲刈り体験。今年は、5月14日に田植え、10月11日に自ら植えた稲の刈取り体験を実施しました。自分たちが植えた苗が大きくなったことに感動し、鎌を手に初めての稲刈り作業。「お米を大切に食べたい!」と、一粒のお米のありがたさを実感した体験となりました。
次に、こども園の園児を対象にした芋掘り体験です。今年は、暑い夏を乗り切るために、スタッフが草刈り、水やりなど例年以上に手塩にかけて育てたサツマイモ。残念ながら、雨で今年の芋掘りは、中止となりましたが、毎年、いつ植えて、どこに芋ができるのかなどを勉強し、収穫を体験しています。
最後は、市内外の方を対象にした「稲刈りand収穫体験」です。今年は、第8回目となり、10月5日に18組48人に参加いただきました。まず、サツマイモ、落花生の収穫。「落花生ってこんな風に実るの」、「顔より大きなお芋が収穫できた!」など、色んな声が聞こえてきました。続いて、鎌を持って稲刈りの体験です。刈り取った稲を束ねるサンバイコ(紐)づくりにもチャレンジ。これは難しく、なかなか上手にいきません。その後、子どもはコンバインにも試乗し、農作業を満喫することができたようです。
参加された方からは、「いつも食べているものがどうやって収穫されているか体験できて良かった」、「緑いっぱいで、菟田野にとても良い印象を持ちました」などの感想をいただきました。
お土産のお米と自分たちで掘った農作物を手に、「来年もまた来ます!」と笑顔で帰宅の途に着きました。

(3)敬老会の開催
~室生地域まち協~
9月16日、室生地域で長寿を祝う「敬老の日」の事業を実施しました。式典や催し、また記念品を各戸へお届けするなど各地域様々な形でお祝いをしています。
式典と催しは三本松地区と向渕地区が実施。三本松地区では、招待者157人の約半数にあたる83人が参加され、マジックショーやカラオケなど催しが盛りだくさんでにぎやかでした。
向渕地区でも招待者95人の約半数42人の方々がやまびこホールに来場され、「健康トークショー」と題して、地域ボランティアをされている方と「頭と体の体操」を行い、会場全体で楽しい時間を過ごされました。
高齢になっても住み慣れた地域で元気に暮らせるように、各地域では日々協力し考えながら事業を実施しています。

問合せ:政策推進課

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU