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~桜の名所~/~峰寺の起源とされる廃寺の石像~

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奈良県山添村

◆~桜の名所~

場所:山添村大字的野
年代:樹齢 推定300年
説明:この桜は、本州中部以西に分布するエドヒガンザクラの枝垂れ種で「シダレザクラ」別名「イトザクラ」と呼ばれています。本樹は切り立った崖の上に生えており、地上1.2m付近で幹が4つに分枝しています。幹周は地上1mの付近で測定したところ約285cmあり、樹高は約10mあります。また、4分枝した幹の内1枝幹は2m付近のところで枯死しているが、残りの枝幹はそれぞれに枝を四方に拡げ、樹勢はとても旺盛です。
本村には、この桜を上廻る桜の巨樹は見られません。山添村のような高地で巨木に育った非常に貴重な枝垂桜です.

◆~峰寺の起源とされる廃寺の石像~

場所:山添村大字峰寺(六所神社境内(ろくしょじんじゃけいだい))
年代:室町時代初期(1338年)
説明:建武5年(1338年)の銘により南北朝時代のものとされる高さ72cmの磨崖仏(まがいぶつ)です。この像の15mほど離れた六所神社境内には、同時期に作られたと推定される毘沙門天(びしゃもんてん)の磨崖仏も存在しています。
一説によると、これらの石像が並ぶ六所神社は平安時代に書かれた「延喜式(えんぎしき)」の神名帳(しんめいちょう)に記載されており、古くから地域の信仰の対象であったことがうかがえます。神名帳には「天石吸神社(あまのいわすえじんじゃ)」として記されています。

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