明けましておめでとうございます。
みなさまにおかれましては希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申しあげます。
さて昨年は、「法隆寺地域の仏教建造物」が日本で初めて世界遺産に登録されて、30年を迎えました。この節目の年に、日本各地の世界遺産が所在する自治体の首長が集い、意見を交わす第10回目の世界遺産サミットを本町で開催いたしました。また、開催期間中には「和のあかりと未来へのひかり」「法隆寺特別ライトアップIN斑鳩町」をおこない、町内外から多くの方々にご来場いただき、記念すべき貴重な時間をみなさまとともに過ごさせていただきました。世界遺産を地域で守り、次代へ継承していくことの重要性を再認識し、今後も、その価値や魅力を広く発信してまいりたいと、決意を新たにしたところです。
そして、本年は、斑鳩町では初となる認定こども園がいよいよ開園します。子育てしやすい環境を整え、子どもたちの笑顔があふれるまちをめざし、引き続き、「元気な『斑鳩っ子』」を増やすための取り組みを推し進めてまいります。
また、地域コミュニティの核となる自治会の活性化に向け、その活動支援のひとつとして整備を進めてまいりました、地域コミュニティ活動の拠点である龍田西地区の地域交流館が本年5月に開館いたします。
さらに、昨年12月に奈良県から発表がありましたが、西和医療センターの老朽化に伴う建替整備について、JR法隆寺駅南側地域が建設予定地として決定されました。この計画は、みなさまの医療と健康を支えるだけではなく、JR法隆寺駅周辺地域のまちづくりにも大きく影響するもので、町といたしましても、交通拠点にふさわしい活力あるまちづくりについて検討を進めてまいります。
引き続き、「誰もが住み続けたい、住んでみたい、訪れたいと思える斑鳩」の実現に向けて、職員と知恵を出しあいながら一丸となり施策を実行してまいりますので、何とぞ、ご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
本年がみなさまにとって良き年となりますよう心からお祈り申しあげ、年頭のご挨拶といたします。
斑鳩町長 中西和夫
明けましておめでとうございます。
町民のみなさまにおかれましては、清々しい新春をお迎えのことと心からお慶び申しあげます。
日ごろより、町議会及び町行政に対しましてご理解とご協力を賜り、お礼申しあげます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が第5類に移行し、日常生活を取り戻すことができた一方、電力・ガス・食料品などの価格高騰が続き、住民のみなさまの生活に大きな影響をおよぼしました。
斑鳩町では、生活応援券の配布や、水道料金基本料金の免除、子どもたちの給食食材費の支援など、町民のみなさまの生活を守るため、国の交付金などを活用しながら、できる限りの支援を実施しました。
また、法隆寺の世界遺産登録30周年記念イベントをはじめ、文化芸術祭と産業まつりの合同開催など、多くの人々が交流する機会も多彩に繰り広げられ、斑鳩町の新たな魅力を発信することができました。
さて、本年4月には、斑鳩町に2つの認定こども園が開園されます。働き方や生活スタイルの変化により、核家族化や共働き世帯の増加傾向が進むなか、子育てと仕事の両立を支援する必要があります。子育て家庭が安心して生活し、子どもたちが健やかに成長できるまちにするため、子育て応援宣言のまち斑鳩町は、子育てに関する町民のニーズの多様化に応じるさまざまな支援を実施していきます。
また、昨年12月議会においては、「斑鳩町子どもが輝く学校の未来構想検討委員会設置条例」を可決し、令和6年度から、町立小・中学校施設の老朽化にどのように対応していくかが話しあわれます。町議会としましても、執行機関としっかりと議論を重ね、子どもたちによりよい教育環境を提供できるよう努めてまいります。
本年もみなさま方のご意見を賜り、さらに信頼され、より身近な議会、関心を高める議会活動をめざし、努力していきます。
新しい年がみなさまにとって明るく豊かな一年となりますことを心よりお祈り申しあげます。
斑鳩町議会議長 中川靖広
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