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“アイ・キャッチ”プロジェクト~不登校対策の取り組みについて~

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奈良県斑鳩町

近年、学校教育を取り巻く課題として、「不登校」、「暴力行為」、「いじめ」などの生徒指導上の課題が深刻化し、生徒指導を巡る状況は大きく変化してきています。
特に、不登校児童生徒は全国的にも増加しており、その背景も多様化し、個々に応じた的確な支援をすすめることが大変難しい状況にあります。
斑鳩町でも、同様の状況にあり、この不登校対策を最重要課題として捉え、誰一人取り残さず支援し、子ども達の社会的自立を支えるため、“アイ・キャッチ”プロジェクトをすすめていきます。

■“アイ・キャッチ”の意味って??
・アイ(eye):「目」、「まなざし」、「視力」、「観察力」
・キャッチ(catch):「捉える(理解する、みつける)」、「掴む(心の変化に気付く)」、「ひきつける(深く関わる)」
⇒さまざまな場面や情景などを把握し、予測と対策を考え、柔軟かつ的確に、子ども達一人ひとりを尊重した対応を行うこと。

■“アイ・キャッチ”プロジェクトの推進
教員が、「初芽(はじめ)の一歩(早期発見・早期支援)」のスピード感を持って、「チーム学校」として、子どもの自己存在感を育み、学校生活のあらゆる場面で関わり、欠席が続かないように取り組みます。

■“斑鳩町子どもと親のフリースペース くるむ”の活用
教員経験者を中心とした指導員が、子どもの思いに寄り添いながら、活動の場と心の居場所を確保することで、教育相談、生活指導、学習指導、個別支援、保護者・在籍校との連携、保護者への支援などを行います。

■『和(輪)の心』を持って、手と手を取り合い、支援します。

■中西町長と山本教育長による、今後の不登校対策に関する対談のようす
◇中西町長
斑鳩の子ども達が学校に登校できるようになることのみを目標にするのではなく、社会的自立に向けた「力」を育み、一人ひとりが幸せな人生を送ることができるように、子ども達と関わるすべての人と連携し、取り組みましょう。

◇山本教育長
斑鳩町教育理念「育てよう和の心」のもと、学校では新しい時代を担う、心豊かなたくましい子ども達の育成をめざし、常に、「子どもの側に立ち、子どもを主語にする」という学ぶ側からの視点に立った教育を推進しています。

問合せ:教育委員会事務局総務課
【電話】内線234

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