郷土への理解を深める総合学習の一環として、高取国際高校国際科の2年生47人と普通科の2年生69人が奈良県フォレスターアカデミーの指導のもと、たかとり健幸の森公園で林業体験を行いました。
■座学
普通科の生徒は実習前、「森林と林業について」をテーマに勉強しました。メモを取りながら人工林や天然林の話など、真剣に聞き入る生徒たち。森林の景色や良いことを考えるグループワークも行い、実習の準備は万端です。
■もやい結び、ロープ上げ
まずは、伐採の基礎となる頑丈な結び方「もやい結び」、木を引き倒すときに使う「ロープ上げ」の体験です。先生からロープの結び方の説明を聞いた後、実際に結んで上げました。
「簡単そうに見えるけど、やってみると難しい」と言いながらも何回も体験するうちに上手くなり、一気に高くまで上げられたときは大きな歓声が上がりました。
■枝払い、玉切り体験
次はいよいよのこぎりを使って木を伐ります。「手がつりそう」「めっちゃ暑い」と大変さを実感していましたが、伐れるまでの時間を測ったり、薄いスライスに挑戦したりと楽しそうな生徒たち。
先生からコツを教わりながら、楽しく体験できました。
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