■かくれ脱水 にご用心
文:第二清楽苑 栄養士
◇「かくれ脱水」ってなあに?
秋も深まってきました。暑さで汗をかくことがなくなり、のどもあまり渇かないからと水分補給を怠ると脱水症状に陥ることがあります。トイレに行く回数を気にして水分を控える、食欲が落ち水分量の確保が難しいなどの理由で、脱水症の一歩手前の「かくれ脱水」になる可能性が高くなります。
◇その不調、「かくれ脱水かも?」
猛暑だった今年の夏、暑さや疲れから体重が減った方はいませんか。体重が減ると筋力や免疫力も低下しがちです。筋肉は水分を貯蔵する働きもあるため、知らず知らずのうちに「かくれ脱水」になっているかもしれません。原因不明の頭痛、食欲不振、筋肉痛などがあれば、適切な水分補給を心がけましょう。
◇こまめな水分補給が大切です
水分は1日を通して補給していきましょう。具体的には、起床時・朝食時・10時頃・昼食時・15時頃・入浴前後・就寝前の補給が理想です。就寝中も水分は失われるため、枕元に飲み物を準備しておく工夫も必要です。のどの渇きを覚える前の水分補給を意識しましょう。
◇食事からの水分補給が有効なワケ
1日3食の食事が、実は大事な水分補給源になっているのをご存じですか。食事の水分は体内にゆっくり吸収されるため、尿意をもよおしにくい水分なのです。
また、食事から摂った水分は、からだに保持されやすく同時にエネルギーと栄養素も摂取できます。
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